髪と頭皮の基礎理論ケミカル講座 vol.12 アルカリヘアカラーの染毛メカニズム

アルカリヘアカラーは、1剤に含まれる酸化染料・アルカリ剤・界面活性剤と、2剤に含まれる過酸化水素で、浸透・発色・ブリーチの3種類の作用が起こります。

1剤(酸化染料・アルカリ剤・界面活性剤) 2剤(過酸化水素)による染毛メカニズム
1剤(酸化染料・界面活性剤) 2剤(過酸化水素)による染毛メカニズム
ポイント

アルカリヘアカラーには3つのプロセス、弱酸性カラーは2つのプロセスがあります。

1剤のレベル(明度)による、アルカリ剤と酸化染料(色素)の配合バランスの違い

8レベルと12レベルのアルカリ剤と酸化染料の配合バランスの図

薬剤のレベル(明度)が高くなるほど、薬剤に含まれるアルカリ剤の割合が高くなり、酸化染料の割合が低くなります。