よくあるご質問どうして梅雨時期になるとクセが強くなり広がってしまうのでしょうか

クセ毛は毛根の影響が大きく、毛根が頭皮に対してまっすぐではなく曲がっていると、髪は曲がったまま伸び、ねじれたクセ毛になります。また、髪は毛穴のカタチにそって生えていきます。そのカタチの90%は楕円であり、ほとんどの人がクセをもって生まれてきます。
曲がって生えてきた髪は、髪の内部に歪みが生じているため、水を吸いやすい部分と水をはじきやすい部分ができてしまいます。このような髪が水分を含むと、水を吸いやすい部分は伸びますが、水をはじく部分は伸びにくくなり、髪の中で伸び方の差ができてしまうため、うねりや縮みのある髪(クセ毛)となって現われます。特に、梅雨時期の湿度が80%を越える日などは、クセ毛は、さらにうねりが強くなり、おさまらない広がった状態になってしまいます。

人それぞれに持っているクセ毛の種類や特性、クセの強い箇所も異なっています。また、これらの種類の異なったクセ毛が混在しているケースもあります。フェイスライン や生え際などは毛髪が細く、部分的にクセが強い箇所もあるので、必ず数カ所で毛髪診断を行うようにしましょう。

クセ毛の種類

クセ毛の種類は大きく分けて3種類あります。

波状毛
波状毛

横波状に大きなウェーブが出るくせのことを波状毛と呼びます。捻転毛に比べると立体的なうねりが少ないのが特徴で、髪の柔らかい人に多く見られます。

捻転毛
捻転毛

うねりがスパイラル状に現れるクセ毛のことを捻転毛といいます。フェイスラインや生え際などの髪の細い部分によく見られます。毛髪の断面が楕円形や扁平になっているため、自然にねじれが起こり、髪の太さが不均一に感じられます。

縮毛
縮毛 毛根の歪みによりランダムに縮れたクセ毛のことを縮毛といいます。縮毛はタンパク質の配列が不規則なため断毛しやすく、特に細い縮毛は注意が必要です。髪の表面が凹凸しているため、手触りもザラザラしてしています。