二酸化炭素(CO2)が水に溶けた液体を炭酸といいます。炭酸は水に溶けたまま浸透する働きと気泡化して肌などの表面に作用する働きがあり、以下の効果が期待できます。
- 頭皮の血行促進
水に溶けた二酸化炭素が皮膚内部に浸透し、血液中の二酸化炭素濃度を上昇させます。血液中の二酸化炭素濃度が上昇すると、体はこれを排出しようと血管を拡張することで、血行が促進されます。気泡になった二酸化炭素は、ほとんど皮膚に浸透しません。 - 残留物除去
二酸化炭素が気泡化することで、頭皮の汚れ(古い脂質や角質)を浮かび上がらせたり、パーマの残留アルカリや還元剤を除去したり、パーマ臭を抑える働きがあります。