お客様の髪は一見、ダメージが少ない髪のように見えるかもしれませんが、ストレートパーマを施している髪なので、既に熱変性を起こしているダメージヘアと判断するのが適切です。
したがって、最初からウェーボ フィージェ CT80XB-1やT100-1等のハードタイプの薬剤の使用はおすすめできません。特に、ストレートパーマによって中間~毛先のダメージが大きくなっている場合、パーマ1剤の還元力が強く作用し、毛先のチリつきが考えられます。今回のように、ダメージレベルを判断しにくい髪には慎重な施術をおすすめします。まずは、毛髪診断において適切な薬剤を選定しましょう。