髪のうねりは加齢が原因?うねりを緩和させる方法を紹介
「もともとはストレートヘアだったのに、急に髪のうねりが出てきた気がする…。」そんな戸惑いを感じていませんか?髪がうねる原因として、主に加齢によるものだと考えられています。
今回は、髪のうねりの原因やうねりが気になるときの対処法を紹介します。
目次
髪のうねりの原因のひとつは加齢
クセ毛ではなかった方で髪のうねりが気になりだした場合は、加齢がひとつの原因と考えられます。特に40代頃から髪のうねりが気になってきた場合は、加齢が原因である可能性が高いでしょう。
加齢によって髪がうねる理由は髪質の変化です。髪や頭皮も年齢を重ねると、体のほかの部位と同じくエイジングサインが見られるようになります。その結果、下記のような問題が起こって髪質が変わり、うねりが出てきてしまうのです。
- 頭皮の毛穴がたるむ
- 髪の水分バランスが崩れる
- 髪内部の組織であるコルテックスが変化する
- 髪の主成分であるケラチンというタンパク質の密度が低下する
また、年齢を重ねると髪のコシやツヤを保つのに欠かせない女性ホルモンのバランスが崩れやすくなり、髪質が変わることもあります。
加齢による髪のうねりが気になるときの対応方法
うねりがある髪はボサボサと広がったりまとまりにくかったりして扱いにくいので、スタイリングが上手くいかず困っている方もいるでしょう。そこで、加齢による髪のうねりが気になるときの対応方法を紹介します。
シャンプーやトリートメントを見直す
加齢によって髪がうねっていると考えられる場合は、シャンプーやトリートメントを見直してみましょう。
洗浄力が強過ぎる、あるいは髪質に合っていないシャンプーやトリートメントを使い続けると、髪にダメージが蓄積して、より一層うねりやすくなります。
洗浄力がマイルドで髪や頭皮にやさしく、自分の髪質に合ったシャンプーやトリートメントを使いましょう。髪の複雑なエイジング現象に応えるシャンプーやトリートメントを使うのもおすすめです。
フローディアエイジングケア(※)ラインの「GRAND STRETCH(グランストレッチ)」と「GRAND MELLOW(グランメロウ)」は、加齢による髪のうねりに悩む方向けの製品です。
ダメージ空洞を補修するバルネイドシステムや、ケラチン密度が下がった髪にケラチンを補充するミセルショットなどで、扱いやすい髪へと導きます。
髪が細めでやわらかくボリュームを出したい方はGRAND STRETCH、髪が太めで硬くまとまりにくい方はGRAND MELLOWがおすすめです。自分の髪質や髪悩みに合わせて選びましょう。
※エイジングケアとは年齢に応じたお手入れのことです
アウトバスアイテムで髪を保湿する
髪が乾燥するとうねりやすくなるので、アウトバスアイテムで髪に必要な水分や油分を補給し、髪を保湿しましょう。また、ドライヤーやヘアアイロンなどを使う前に塗布すれば、摩擦や熱ダメージから髪を守れます。
フローディアダメージケアラインの「REPAIR EMULSION(リペアエマルジョン)」は、反応型アミノ酸によって髪の内部から補修しうねりを抑えます。
髪のうねりが気になるときだけでなく、コテやヘアアイロンでスタイリングするときにも使えて便利です。
シャンプー後すぐに乾かす
入浴などで髪の毛が濡れたときは、できるだけ早く乾かすことも大切です。髪が濡れるとキューティクルが開き、傷つきやすい状態になるためです。自然乾燥するのは避けて、できるだけ早めにドライヤーで乾かしましょう。
ただし、しっかり乾かしたいからと長時間ドライヤーの風を当てるのもNGです。ドライヤーを当てる時間が長過ぎると、ドライヤーの熱で髪がダメージを受けてしまいます。乾かす前に水分をよく拭き取って、できるだけスピーディーに乾かしましょう。
また、ドライヤーを近づけ過ぎるのも髪に良くないので、10cmは離すよう心がけてください。
髪を自然乾燥するデメリットや適切なドライヤーの使い方については、下記の記事で詳しく解説しているため、ぜひチェックしてみてください。
スタイリング方法を工夫する
スタイリング方法を工夫すると、髪のうねりが気にならなくなるかもしれません。例えばドライヤーで乾かすときは、髪を軽く引っ張るとうねりが伸びやすくなります。ヘアアイロンを使う場合も、同じように髪を軽く引っ張ってみましょう。
スタイリング剤には、バームやオイルなどの重めの仕上がりになる製品を選ぶのがおすすめです。また、ハーフアップなどの髪のうねりを生かしたヘアアレンジを試すのも良いでしょう。
酸性ストレートを受ける
美容室で酸性ストレートを受けるのも、髪のうねりを解決するのに役立ちます。酸性ストレートとは、酸性の薬剤を使ってストレートヘアにする施術です。
アルカリ性の薬剤を使う縮毛矯正よりも髪へのダメージが少なく、加齢によるくせ・うねりの改善も期待できます。通常の縮毛矯正とは違い、ヘアカラーやブリーチをした髪でも施術が受けられるのもメリットです。
クセやうねりが強い場合は通常の縮毛矯正のほうが良いこともあるので、美容師さんに相談してみましょう。
酸性ストレートについては、下記の記事でも詳しく紹介しています。
【髪のうねり】生活習慣を整えることも有効
髪のうねりを改善するには、生活を整えて体の内側から変えるのも有効です。食生活の乱れや睡眠不足が続くと、髪の成長に必要な栄養が不足したり頭皮環境が悪化したりします。
健康な髪の育成に役立つタンパク質やビタミン、ミネラルが豊富なバランスの良い食事を取り、質の良い睡眠をしっかり取るよう心がけましょう。ゆっくりと湯船に浸かったり、適度に運動したりして血行を促進することも大切です。
また、ストレス過多な状態が続くと自律神経が乱れて交感神経が優位になり、血管が収縮して血行が悪くなります。趣味の時間を取ったり友人と遊んだりして、こまめにストレスを発散しましょう。
まとめ
もともとストレートヘアだった方で、急に髪のうねりが気になりだした場合は加齢が原因と考えられます。
シャンプーやトリートメントを見直したり、頭皮マッサージをしたりと、こまめにケアすればある程度改善される可能性があるので、今日からさっそく始めてみましょう。
自力での改善が難しい場合は、美容室でヘッドスパや酸性ストレートなどの施術を受けるのもおすすめです。プロの手によるケアは、ホームケアよりも高い効果が期待できます。
うねりを生かしたスタイリングなども教えてもらえるので、美容師さんに相談してみましょう。