ヘアオイルの基本的な使い方!朝・夜の使い分けやポイントも紹介
髪のパサつきに効果的なヘアオイル。いつ、どのように使って良いかわからない人も多いのではないでしょうか。ヘアオイルは朝と夜、シャンプー前後などさまざまなシーンで活躍します。
今回はヘアオイルの基本的な使い方から、シーンに合わせた使い方まで詳しく解説します。髪質や髪の長さごとの使い方のポイントについても紹介するため、ヘアオイルを効果的に使いたい方は参考にしてください。
目次
【基本】ヘアオイルの使い方
まずは基本となるヘアオイルの使い方をステップ順に解説します。
1.お風呂から出てタオルドライをして、濡れた髪から水滴が落ちない程度に水分を拭き取る
2.ヘアオイルを手のひらに適量出し、指の間にまで均一になるよう全体に伸ばす
3.毛先から順にヘアオイルを馴染ませる
4.ドライヤーで乾かす
ヘアオイルは毛先から中間、表面の順に付けていきます。頭皮につかないよう注意しましょう。
【シーン別】ヘアオイルの使い方
ヘアオイルは朝のスタイリング時や夜のシャンプー前に使うのもおすすめです。いつ、どのように使うのが効果的なのかシーン別に解説します。
朝
朝はヘアケアとスタイリングの2つを目的として、ヘアオイルを効果的に使用しましょう。
ブラッシングの前につける
寝起きのぼさぼさして絡まった髪のままブラッシングをするのは、髪に良くありません。摩擦から枝毛や切れ毛が起きてしまうからです。ブラッシング前にヘアオイルを使えば、髪の表面がなめらかになり摩擦によるダメージを減らせます。
髪の絡まりをほどくように、毛先を中心に手ぐしでやさしくヘアオイルを馴染ませると良いでしょう。
ヘアアイロンをした後につける
髪をカールにしたりストレートにしたりと、スタイリングに欠かせないのがヘアアイロンです。しかし、使用後は熱によって髪の水分が蒸発してしまい、パサつきが気になります。そのためヘアアイロンをした後は、ヘアオイルで保湿して髪を乾燥から守りましょう。
ヘアオイルをヘアアイロンの使用前に付けるのはおすすめしません。オイルによって髪がコーティングされると熱が上手く通らず、スタイリングが思うようにいかないことがあるためです。
ただし、熱ダメージから髪を守るヘアオイルもあるため、それぞれ用途に合わせて使用してください。
スタイリングの仕上がりに使う
スタイリングの仕上げにもヘアオイルを使うことで、パサつきや広がりを抑えられます。ウェット感のあるスタイルにしたいときや、髪の束感を出したいときのスタイリング剤としても適しています。
夜
キレイな髪を保つのに大切なヘアケア。夜はお風呂から出た後にヘアオイルを使う方が多いと思います。そのほかにも、ヘアオイルをヘアケア用品として効果的に使えるタイミングはあります。
シャンプーをする前につける
髪の汚れを落とすために行うシャンプーは、特に髪にダメージを与えないと思いがちです。しかし、実際は洗うときの摩擦でダメージを受けているのです。どんなに良いシャンプーを使っていても、摩擦は避けられません。
ヘアオイルをシャンプー前に使って髪をコーティングすれば、洗うときに起こる髪の摩擦を減らすことが可能です。ヘアオイル使用後にブラッシングをするのもおすすめです。ブラッシングである程度汚れを落とせて、シャンプーの泡立ちも良くなります。
ヘアオイル後にシャンプーの泡立ちが悪いときは、ヘアオイルの付け過ぎです。使用量を調節しましょう。
また、シャンプーにオイルが配合されているシャンプーを使用するのもおすすめです。
ドライヤーをする前につける
濡れている髪はキューティクルが開いており、髪内部の水分が蒸発しやすい状態です。シャンプー後にヘアオイルを付けることで髪表面がコーティングされて、髪の水分が抜けるのを防げます。
またドライヤー前に付ければ、ドライヤーの熱ダメージから髪を守ってくれます。ドライヤー後に髪が広がることもなく、まとまりやすいツヤのある髪になるでしょう。
頭皮マッサージに使う
スカルプケアもできるオイルであればシャンプー前後だけでなく、頭皮や髪が乾いた状態でヘアオイルを頭皮マッサージに使うのもおすすめです。手にヘアオイルを数滴垂らして馴染ませたら、指の腹を使って頭皮をほぐすようにマッサージしていきます。
頭皮の血流が促進されると頭皮環境が良くなり、健康的な髪を育むことにつながります。シャンプーではなかなか落とし切れない過剰な皮脂を取り除く効果も期待できます。
マッサージ後は蒸しタオルを巻いて15分~30分ほど放置し、シャワーですすいでからシャンプーをして完了です。
頭皮マッサージの詳しいやり方については、下記の記事でも解説しています。
ヘアオイルを使う際のポイント
髪質や髪の長さによって、適したヘアオイルは異なります。ではどんなヘアオイルを使えば良いか、それぞれのポイントについて解説します。
髪質に合ったヘアオイルを使う
髪質は個々によって異なるため、自分の髪質に合ったヘアオイルを使うことが大切です。
毛量が少ない方や髪が柔らかい方、猫っ毛な方は、髪がぺちゃんこにならないように軽めのテクスチャーのオイルを使用しましょう。使い過ぎるとヘアスタイルが潰れる原因となるため、使用量にも注意が必要です。
反対に毛量が多い場合やごわついて広がりやすい場合は、重めのテクスチャーのヘアオイルが適しています。補修力のあるヘアオイルもあるため、髪のパサつきやダメージが気になる方は補修に優れたものを選びましょう。
長さごとの適量を使う
ヘアオイルは使い過ぎるとべたつきや重さが出てしまいます。ヘアオイルを効果的に使用するためには、ロングヘアやショートヘアなど髪の長さに合わせた量を見極めることが大切です。
目安として、ショートヘアは1~2滴ほど、セミロングであれば2~3滴ほど、ロングヘアの場合は3〜4滴ほどと覚えておくと良いでしょう。適量を手に取ったら、手のひらに広げてから毛先を中心に馴染ませてください。
べたつきの原因となるため、根元や頭皮にヘアオイルが付かないように気を付けましょう。
まとめ
ヘアオイルはヘアケアやスタイリングの目的で使用が可能です。朝と夜などのシーンごとや髪の長さ、髪質によっても適切な使い方は異なります。なりたいヘアスタイルや自分の髪の状態に合わせて使ってみましょう。
今回紹介したヘアオイルの使い方を実践して、ツヤのある髪やまとまった髪を手に入れてください。