白髪が少ない人の特徴5選|今日から始められる白髪対策
白髪は年を重ねるにつれて増えやすくなりますが、なかには白髪が少なくてあまり目立たない人もいますよね。白髪が多くなるかどうかは遺伝の影響も多いとされていますが、白髪が少ない人は生活習慣など日々の暮らし方に特徴があります。
今回は、白髪が少ない人の特徴を5つ紹介します。
目次
白髪が少ない人の特徴1:食事のバランスが良い
白髪が少ない人の多くは、毎日の食生活のバランスが良いとされています。具体的には、主食・主菜・副菜・乳製品・果物をバランス良く取り入れ、体に必要な栄養素を十分に摂取している傾向がみられます。
無理なダイエットや食生活の乱れは栄養不足になりやすく、頭皮に必要な栄養が届かなくなるおそれがあります。食事を極端に制限するのではなく、健康や美容に必要な栄養素を理解してうまく取り入れていきましょう。
白髪が気になる人は、次の栄養素を積極的に摂取するのがおすすめです。
タンパク質
タンパク質は髪の主成分で、肉や魚、卵、大豆製品などに多く含まれています。
普段の食事はごはんやパスタだけなど、炭水化物を単品で済ませている方は注意が必要です。毎食必ずメインのおかずを用意すると上手にタンパク質を摂取できるので、食事の献立を見直してみましょう。
ビタミンB群
ビタミンB群は、髪が生える土台ともいえる頭皮の新陳代謝を促進する作用があります。豚肉、レバー、穀類などに多く含まれている栄養素です。
頭皮の健康をキープするために重要な成分なので、積極的に摂取してみてください。
ビタミンC
ビタミンCは、細胞の老化を防ぐ効果があるとされる栄養素で、ブロッコリーやパプリカ、キウイといった緑黄色野菜やフルーツなどから摂れます。
白髪へのアプローチだけでなく、身体全体の若々しさにもつながります。
ビタミンE
ビタミンEは抗酸化作用があるビタミンで、魚介類やごま・ナッツ類などに多く含まれる栄養素です。
ビタミンEには血行を良くする作用もあるため、頭皮や髪に栄養をしっかり届けるためにも重要な栄養素とされています。
亜鉛
亜鉛には、タンパク質の合成をサポートするはたらきがあります。タンパク質は髪の主成分なので、亜鉛は健康的な髪を維持するために必要不可欠なミネラルです。
亜鉛はレバーや牡蠣、チーズなどに多く含まれていますが、普段の食事が偏っていると不足しやすいため、意識して取り入れていきましょう。
鉄分
鉄分は赤血球中のヘモグロビンを構成する成分で、酸素を全身にまんべんなく運ぶはたらきがあります。頭皮に十分な酸素を届けるためにも、鉄分不足にならないように注意したいところです。
鉄分は牛肉やレバー、赤身の魚などに多く含まれています。肉や魚を選ぶときには、脂の多いものではなく、赤身の部分が多い部位を選ぶと良いでしょう。
白髪が少ない人の特徴2.質の良い睡眠をとっている
白髪が少ない人は、日々の生活のなかで十分な睡眠時間をしっかり確保している傾向があります。
睡眠中は、髪の成長を促す成長ホルモンが分泌されています。成長ホルモンは入眠後のノンレム睡眠時に多く分泌されるため、睡眠不足に陥ると成長ホルモンが分泌されず、白髪の原因になることもあるので注意が必要です。日々の睡眠時間は6時間以上確保し、十分な睡眠を取るよう心がけましょう。
睡眠は時間だけでなく質も重要とされています。下記のポイントを意識して、質の良い睡眠が取れるように見直してみてください。
寝る前のスマートフォンやPCは控える
スマートフォンやPCから出るブルーライトは、眠気を誘ってリラックスさせるホルモン「メラトニン」の分泌を抑制するとされています。メラトニンが分泌されにくくなると寝つきが悪くなり、睡眠の質が下がるおそれがあるので注意が必要です。
就寝の3時間前までに夕食を済ませておく
食事をした後は、食べ物を消化するために胃腸のはたらきが活発になります。消化しきれないうちに寝ると、睡眠の質が下がることも考えられ、白髪の原因になりかねません。
食べたものの消化には、少なくとも3時間はかかるとされています。そのため、就寝3時間前までに食事は済ませましょう。3時間以内に食べなければいけない場合は、消化の良いものを選ぶと安心です。
就寝1~2時間前までに入浴する
人の体のメカニズムでいうと、体温が下がり始めるにしたがって眠りに入りやすくなるとされています。
入浴すると体温が上昇してしまうため、スムーズに入眠するためには寝る1~2時間前までにはお風呂を済ませておきましょう。
白髪が少ない人の特徴3.適度に運動をしている
白髪が少ない人は、適度に運動している方が多くみられます。運動をすることで体内の血行が促進され、頭皮にも必要な栄養が行き渡りやすくなります。
特に日々の運動不足が気になっている方は、適度な運動を取り入れるのがおすすめです。激しい運動から始めるのではなく、取り組みやすいジョギングやウォーキングなどを検討してみてください。
理想は、1日1時間程度運動する時間を確保することです。毎日まとまった時間が取れない場合は、無理のない範囲で運動する曜日などを決め、長く継続していくようにしましょう。
通勤時に階段を意識して使ったり、一駅分歩いて帰る日をつくったりと、生活のなかで運動量を増やすのも効果的です。
白髪が少ない人の特徴4.正しいヘア・頭皮ケア
白髪が少ない人の特徴として、頭皮や髪のケアを正しく続けていることもあげられます。頭皮や髪の状態を常に良好に保つよう心がけることで、白髪が少ない健康的な頭皮環境を維持しているのです。
頭皮ケアに効果的なのは、自分の頭皮に合うシャンプーを選ぶこと、適度な頭皮マッサージをして血行を良くすることなどです。シャンプーは保湿力が高いものを選び、頭皮や毛穴の汚れをしっかり洗い流すようにしましょう。自分に合うシャンプーがわからない場合は、髪のプロである美容師に相談するのもおすすめです。
また、白髪が増え始めてからケアを始めるのではなく、あらかじめ対策をしている方は白髪が少なく見えます。
ヘアカラーを使っている場合は、ジアミンという成分にも注目しましょう。ジアミンは髪を染色するための成分ですが、髪や頭皮への負担がかかりやすいとされています。
頭皮への負担を減らしつつ、白髪も予防したいという方は、ノンジアミン(ジアミンフリー)のヘアカラーがおすすめです。染める力はジアミンカラーよりもやや弱いものの、髪や頭皮を守りつつヘアカラーできます。
最近では、白髪染めシャンプーやトリートメントも多く登場しています。従来のヘアカラーよりもマイルドな色味に仕上がるので、自分の理想のイメージに合わせて選んでみてください。
白髪が少ない人の特徴5.ストレスフリー
適度にストレスを発散していることも、白髪が少ない人に多く見られる特徴です。日々のストレスを溜めこむと自律神経が乱れやすくなり、白髪が増える原因になることもあります。
まずは、自律神経を整える方法を知り、毎日の生活に取り入れてみましょう。具体的には、起床時間をできるだけ一定にする、起床後にはカーテンを開けて朝日を浴びる、シャワーだけで済まさずにしっかり入浴することなどがあげられます。
自分なりのストレス発散法を見つけることも大切です。適度な運動や趣味の時間をつくることも良いでしょう。
マインドフルネスや瞑想、ヨガなども効果的です。ゆったりと深呼吸しながら自分と向き合う時間を作ることで、ストレス発散に役立ちます。
まとめ
白髪が少ない人は、遺伝や加齢の影響を受けつつも、日常生活のなかで白髪が生えにくい生活習慣を身に付けているケースも多いとされています。
適度な運動やストレス管理をしながら、正しいヘア・頭皮ケアも取り入れ、白髪が少ない健康的な髪を手に入れましょう。