将来禿げる可能性がある男性の特徴とは?今からできる対策も紹介!

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「将来、禿げたらどうしよう」と悩んでいる男性は多くいます。女性であっても、パートナーが禿げやすいタイプなのか、薄毛の予防にどんな対策ができるのか気になっている方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、将来禿げる可能性がある男性の特徴について解説します。禿げる可能性が高い場合にできる対策方法も紹介するので、参考にしてみてください。

将来禿げる可能性のある男性の特徴

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若いのに髪の毛が薄くなっている男性もいれば、50代以降なのに髪の毛がフサフサの男性もいるように、すべての男性が禿げるわけではありません。

では、どんな人が禿げやすいのでしょうか。将来、禿げる可能性がある男性の特徴を紹介します。

髪が傷んでいる

髪が傷んでいる人は頭皮もダメージを受けて頭皮環境が悪化している可能性が考えられ、薄毛が進行しやすい状態にあります。

髪が傷む原因はさまざまですが、主な原因は下記の通りです。

  • 紫外線
  • 過度なヘアカラー
  • パーマ
  • 爪を立ててシャンプーする
  • 熱いお湯で髪を洗う

紫外線は肌だけでなく、頭皮や髪にもダメージを与えます。特に炎天下で帽子や日傘なども使わず外で長時間過ごすような場合は注意が必要です。

過度なヘアカラーやパーマの薬剤によって、髪だけでなく頭皮へもダメージを与える場合があり、爪を立てて頭皮を洗う、熱いお湯で洗い流すなどの行為も頭皮環境を悪化させ、禿げるリスクを高めます。

親族に薄毛の人がいる

親族に薄毛の人がいると、将来的に薄毛になる可能性が高いといえます。

男性ホルモンの動きが関係した禿げの症状をAGA(男性脱毛症)といいますが、AGAは両親からの遺伝によるものが大きいとされているからです。

AGAは下記のような原因で発症すると考えられています。

・男性ホルモンのテストステロンが5αリダクターゼという酵素と結合する
・活性型男性ホルモンのジヒドロテストステロンが男性ホルモンレセプターと結合する

特に母親や母方の祖父母に薄毛の人がいると、AGAの発症確率が高くなるといわれています。

ただし、AGAは遺伝的な要素が大きいとはいわれてはいるものの、遺伝ですべて決まるわけではありません。

生活習慣が乱れている

栄養の偏った食事や不規則な睡眠など、生活習慣が乱れている人も将来禿げやすいとされています。

髪と頭皮の状態を良くするには、頭皮を作ったり、髪を育てたりするのに必要な栄養をしっかりと摂ることが欠かせません。栄養バランスが悪いと、頭皮の状態も悪くなりやすい上、育毛に必要な栄養が不足してしまうため薄毛になりやすいのです。

また、高脂質・高カロリーな食事は頭皮のベタつきなど頭皮環境の悪化を招きます。その結果、毛穴詰まりが起きやすくなり、抜け毛が増加して薄毛になるケースも多いのです。

睡眠も育毛には大切です。髪の成長を促す成長ホルモンは睡眠中に多く分泌されるため、睡眠不足が続くと禿げやすくなります。

ストレスを抱えやすい

過度なストレスは薄毛につながりやすいといわれています。

強いストレスは頭皮の血行不良を招き、髪の成長に必要な酸素や栄養分がスムーズに運ばれるのを妨げます。その結果、髪が抜けやすくなったり、細くなったりしてしまうのです。

ストレスの多い生活を送っている男性、ストレスを抱えやすい人は、将来禿げる可能性が高いといえるでしょう。

喫煙している

タバコに含まれるニコチンには、毛細血管を収縮させる作用があります。

毛細血管が収縮して細くなると、髪の成長に必要な酸素や栄養が頭皮に届きにくくなり、抜け毛などのトラブルが起きる原因となります。

喫煙者の男性は、吸わない男性よりも将来禿げる可能性が高くなるため、禿げを予防したいなら禁煙しましょう。

禿げる人に多くみられる前兆

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近い将来、禿げる人には前兆がみられます。下記のような前兆が見られる男性は、禿げる可能性があります。

  • 頭頂部の薄さが目立つ
  • おでこが後退している
  • フケやかゆみがみられる
  • 抜け毛が増えた
  • ヘアセットがしにくい
  • 頭皮がベタつく

頭頂部の薄さが目立つ、おでこが後退している、抜け毛が増えたという症状は、薄毛が進行している証拠です。早期対策を講じなければ、数年後には禿げが目立ってくるでしょう。

また、フケやかゆみなどが見られる場合、頭皮環境が悪いと考えられます。禿げる人の多くは何らかの頭皮トラブルを抱えていることが多いため注意が必要です。

薄毛で悩む男性の多くは、髪が細くなる、やわらかくなるなどの髪質の変化からヘアセットがしにくくなるなどの症状が見られます。セットしてもヘアスタイルがキープしにくくなるなどの症状が見られるなら、薄毛の人に多くみられる髪質に変化しているおそれがあります。

将来禿げる可能性を少しでも抑えるための対策

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将来禿げる可能性のある男性の特徴、また禿げる人に多く見られる前兆に当てはまる点があれば、早めの対策がおすすめです。

禿げる可能性を少しでも抑える方法を紹介します。

正しい方法でケアする

頭皮や髪のためには、洗い過ぎも洗わないのも良くありません。毎日シャンプーをするのは大事ですが、1日1回までに留めましょう。

シャンプーは手のひらにとったら、そのまま頭皮や髪につけるのではなく、まずはお湯で適度に伸ばして十分に泡立てます。しっかりと泡立てたら、それを頭にのせて頭皮を中心に洗いましょう。

洗うときはゴシゴシとこすらないようにし、指の腹を使ってやさしく洗います。洗った後は38℃前後のぬるま湯で十分にすすいでから、タオルで水分をとり、速やかにドライヤーで乾かしましょう。

生活習慣を改善する

髪の毛や頭皮に良い生活習慣を意識するのも大事です。食事については、頭皮のコンディションを整え、髪の発育を促すように栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。

特に育毛に良い栄養素は欠かせないようにしたいものです。髪に良い食べ物については、下記の記事で紹介しています。

髪に良い食べ物で美髪をキープ!おすすめの栄養素や食材について紹介

髪の成長をサポートする成長ホルモンの分泌を促すには、6時間以上の十分な睡眠をとるのも大事です。また、睡眠時間を確保するだけでなく、質の高い睡眠がとれるようにしましょう。

AGA治療を受ける

薄毛の原因がAGAである場合、そのまま放置していると症状が悪化して禿げる原因となります。AGAは治療を始めるのが早いほど効果を実感しやすいため、早めに治療を受けるのがおすすめです。

AGA治療専門クリニックであれば、一人ひとりの髪質や頭皮の状態を踏まえた上で適切な治療をしてもらえます。まずは無料のカウンセリングなどを利用して、自分に合うクリニックを探してみましょう。

まとめ

「禿げは遺伝だから仕方ない」「禿げやすい体質だから何をやっても無理」と諦めると、薄毛はどんどん進行していきます。

将来、禿げる可能性が高い男性の特徴に当てはまる人は、今から対策を講じるなら禿げる確率を下げたり、進行を遅らせたりすることができるでしょう。

特にAGAは治療しなければ進行するため、早めに専門クリニックで治療を始めるようおすすめします。

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