トレンドの顔周りレイヤー|メリットと注意点を解説

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自然な髪の動きで抜け感を演出できる髪型として最近人気のレイヤーカット。なかでも顔周りレイヤーは、トレンドのヘアスタイルに頻繁に取り入れられています。
そこで今回は、顔周りレイヤーのメリットとデメリットについて詳しく解説します。顔周りレイヤーに挑戦したい方は参考にしてみてください。

レイヤーカットとは

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上が短く下が長くなるように緩やかな段差をつけてカットする技法をレイヤーカットと呼びます。髪の表面だけでなく、内側や左右上下の長さを変えて段差を付けることで、動きやボリューム感のあるヘアスタイルが実現します。自然な毛流れで、やわらなか印象を与えてくれるのも特徴のひとつです。

レイヤーカットの躍動感は、毛先の毛束の薄さがポイントです。段差の付いた髪は毛先に向かうにつれて毛束が薄くなり、束感が増します。まとまった髪は動きが見えやすくなるため、華やかな印象を与えてくれるのです。

レイヤーカットと似ている技法として、グラデーションやウルフカットがあります。グラデーションも段差を付ける技法ですがレイヤーカットと比べると上が長く下を短くし、段差があまり大きくありません。ウルフカットは襟足を長くする技法で、段差を付けるのは髪の下側だけです。

注目は顔周りレイヤー

再び注目を集めているレイヤーカットのなかでも、顔周りレイヤーがトレンドの主流です。名前の通り、顔周りにレイヤーが入ったヘアスタイルで、最近流行りの韓国風スタイルでも顔周りレイヤーが取り入れられています。

レイヤーが顔周りに入っていると、髪の自然で軽やかな動きが抜け感を与えてくれます。顔の印象は、メイクだけでなくヘアスタイルによっても大きく変わるものです。顔周りレイヤーは、動きのある髪で表情や顔色を明るく見せる効果も期待できます。

顔周りレイヤーのメリット

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顔周りレイヤーが流行っている理由として、5つのメリットがあげられます。

小顔効果が狙える

女性に嬉しいメリットとしてまずあげられるのが小顔効果です。顔周りレイヤーでは、動きのある髪がフェイスラインを自然にカバーしてくれるため、顔を小さく見せる効果が期待できます。おでこやあごの形もさりげなく隠してくれて、横顔もキレイに見せてくれます。

レイヤーを入れる位置を調節すれば、パーツをカバーするだけでなく際立たせることも可能です。

おしゃれ感を出せる

レイヤーの入れ方次第で違った雰囲気のヘアスタイルを楽しめるのも顔周りレイヤーの魅力です。大人っぽく上品な雰囲気やフェミニンな雰囲気、アクティブな雰囲気など、さまざまなヘアスタイルに挑戦するのも楽しいでしょう。

例えば、髪のボリューム感を抑えて大人っぽい雰囲気を演出するのであれば、低めのレイヤーを毛先に入れるのがおすすめです。髪の表面にレイヤーを多めに入れて軽く巻けば、エアリー感のあるかわいらしい雰囲気にもなります。

毛量に関係なく楽しめる

顔周りレイヤーを楽しむのに、毛量は関係ありません。毛量が少ない場合は、レイヤーを入れるとボリューム感が出せます。逆に毛量が多い場合は、レイヤーを入れることでボリュームが抑えられるメリットがあるのです。

髪の太さや髪質、自分の好みに合わせていろんなヘアスタイルに挑戦できるのは大きなメリットといえます。

髪型を変えずにイメチェンできる

いつもと違うヘアスタイルに挑戦したいと思っても、ばっさり切ったり髪型をガラッと変えたりするのは勇気がいるものです。顔周りにレイヤーが入っていれば、髪型や長さを変えずにスタイリングだけでイメージチェンジができます。

毛先の動かし方や巻き方、髪のボリューム感を変えるだけでもヘアスタイルの印象は大きく変わります。毎日のコーディネートに合わせて、さまざまなヘアスタイルを楽しみたい方におすすめです。

単純に、まだレイヤーを入れていない方が髪の長さやヘアスタイルを変えずにレイヤーを入れるだけでも違った印象になります。

スタイリングが楽になる

自然とボリューム感を出せる顔周りレイヤーは、普段から髪がまとまりやすいヘアスタイルです。癖の強めな髪質でもスタイリングしやすく、メイクや身支度に忙しい朝でもセットに時間がかかりません。

ムースやワックスを使ってのスタイリングが上手くできないと悩んでいる方には、特におすすめです。セルフで簡単にトレンド感あふれるヘアスタイルが作れます。

顔周りレイヤーのデメリット

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どんな髪型もメリット・デメリットがあるように、顔周りレイヤーにもデメリットがあります。知らずに顔周りレイヤーにして後悔しないよう、デメリットもしっかり確認しましょう。

髪が広がりやすくなる

毛先を軽くすることで髪のボリューム感を出せるのは顔周りレイヤーのメリットとしてあげられます。しかし、毛量が多い場合や癖の強い髪の場合、レイヤーの入れ方次第で髪が広がりやすくなってしまい、デメリットにもなり得るのです。

もともと髪が広がりやすい悩みを抱えている場合は、トリートメントやストレートパーマなどと組み合わせて挑戦してみましょう。

毛先がダメージを受けやすくなる

髪の毛先が薄くなることで、ドライヤーやアイロンの熱ダメージを受けやすくなるのもデメリットのひとつです。レイヤーを入れてから、乾燥や摩擦によって髪のパサつきが気になるようになったという方は珍しくありません。

髪があまりダメージを受けていなくても、毛先の薄さが原因でパサついているように見えることもあります。毛先の厚みがあるほうが光を反射しやすく、艶っぽく見えるためです。

邪魔に感じてしまうこともある

顔周りレイヤーは、顔の周りに毛先が向いているのが特徴です。簡単に抜け感が演出できて嬉しい一方で、髪が顔に触れて邪魔に感じてしまう方もいます。かといって髪を耳にかけてしまうと、レイヤーを入れた意味がありません。

肌が敏感な方や肌のバリア機能が低下している方には、残念ながらおすすめできないヘアスタイルです。

すぐにレイヤーを止められない

レイヤーの入った髪を元に戻したいと思っても、すぐには修正できないのが顔周りレイヤーの大きなデメリットのひとつです。

髪の長さに段があるため、すぐにレイヤーを止めたい場合は、短い髪に合わせてカットするしかありません。短くしたくない場合は、髪が伸びるまで数か月待つことになります。

ヘアスタイルを頻繁に変えることが多い方は、顔周りレイヤーは修正が難しいことを頭に入れておきましょう。また、レイヤーの失敗が怖い場合は低めのレイヤーからスタートすると良いでしょう。

まとめ

顔の周りに段を付けて自然にボリューム感をアップできる顔周りレイヤーは、小顔効果や今風の抜け感が期待できます。しかし、一度レイヤーを入れるとすぐには修復できなかったり、髪質によっては髪が広がりやすくなったりなどのデメリットもあります。

レイヤーを入れる場合は自分の目指しているヘアスタイルや髪質などに合わせて、美容師さんと相談しながら決めると良いでしょう。

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