髪の毛がぺたんこになる原因とは?改善方法も紹介
せっかく時間をかけてセットしたのに、しばらくすると髪の毛がぺたんこになってしまってがっかり……。そんな経験をしたことはありませんか。
今回は髪の毛がぺたんこになる原因と改善方法を紹介します。ボリューム感のあるヘアセットをキープしたい方は参考にしてみてください。
目次
髪の毛がぺたんこになる原因
なぜ、髪の毛がぺたんこになってしまうのでしょうか。まずは原因をみていきましょう。
原因1|皮脂の過剰分泌
髪の毛がぺたんこになってしまう原因のひとつは、頭皮から出る皮脂の過剰分泌です。皮脂には乾燥などから頭皮を守ったり、髪をなめらかにしたりする役割があります。
しかし、過剰に分泌されると、髪の毛がベタつき、髪1本1本が束のようにくっついて、重みによってボリュームが失われてしまうのです。
頭皮から皮脂が過剰に分泌される原因としては、下記のようなものがあげられます。
・ストレス
・ホルモンバランスの乱れ
・合わないシャンプーを使っている
・洗い過ぎ など
頭皮や髪のベタつきが気になる方は、洗う頻度やシャンプーなどを見直してみましょう。
頭皮の皮脂分泌について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
原因2|ストレスや生活習慣の乱れ
ストレスや生活習慣の乱れも頭皮環境に影響を与えます。
ストレスが強い生活や乱れた生活習慣を続けていると、血行不良になりやすく、育毛に必要な栄養が髪の毛に届きにくくなります。その結果、髪が細くなってハリやコシが低下し、抜け毛が増えて全体的にボリュームが失われてしまうのです。
また、過剰なストレスや生活習慣の乱れは自律神経の乱れを招きます。自律神経が乱れると、交感神経が優位になって皮脂の分泌を促す男性ホルモンが放出されるため、皮脂の過剰分泌につながるのです。
原因3|湿気の影響
髪をきちんとセットしても、湿気が多いと髪の毛がぺたんこになりやすいのです。その理由は、髪の毛が空気中の水分を吸収することで重くなり、髪のボリュームが失われるからです。
特にくせ毛や細毛は湿気が多いとうねりの発生や髪の重さでハリがなくなるなど、湿気の影響を受けやすい傾向があります。
くせ毛について詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
原因4|頭皮や髪のダメージ
紫外線やパーマ製品、カラーリング製品などによって頭皮や髪がダメージを受けると、髪の毛が細くなったり、髪のハリやコシが低下したりすることがあります。
特に頻繁にパーマやカラーリングをしている方は、髪にダメージが蓄積してボリュームが失われやすいため注意が必要です。
パーマやカラーリングをやっていない方でも、髪の毛が紫外線によるダメージを受けて、それが髪の毛のボリュームダウンにつながっているおそれがあります。
紫外線対策として顔や体には日焼け止めを塗るなどして対策している方はいるものの、髪の毛については意識していない方が多いのではないでしょうか。
実は、顔と比べて頭皮は3倍もの紫外線を受けているといわれています。無防備なまま紫外線を浴び続けていると、頭皮への負担か大きくかかると考えられるため、紫外線対策は欠かせません。
原因5|加齢
年齢を重ねた方のなかには、「髪が細くなってきた」と感じている方もいるでしょう。加齢によって女性ホルモンが減少すると、それにともなって髪の毛も細くなり、ぺたんこになるケースは珍しくありません。
特に、頭頂部は紫外線によるダメージやホルモンの影響を受けやすい部位です。頭頂部のボリュームダウンが気になるようなら、加齢による影響の可能性があります。
ぺたんこ髪を改善する方法
どうすれば髪の毛がぺたんこになるのを防げるのでしょうか。ぺたんこ髪を改善する方法を紹介するので、実践してみてください。
方法1|シャンプーを変えてみる
髪がぺたんこになる原因が皮脂の過剰分泌や髪のダメージにある場合は、シャンプーを変えてみるのがおすすめです。
頭皮や髪のベタつきが気になる方は、シャンプーでしっかりと皮脂や汚れが落とせていない場合があります。洗浄成分を見直すなどして、皮脂や汚れをしっかりと落とせるシャンプーを選びましょう。
また、髪のダメージが気になる方は、髪のダメージを補修してくれるタイプのシャンプーをおすすめします。
シャンプーに加えて、トリートメントも見直してみましょう。オイルマッサージやヘッドスパなど頭皮のスペシャルケアを取り入れてみるのも効果的です。
ぺたんこ髪におすすめのFLOWDIA製品を紹介します。
髪の毛が細い方、髪の毛のハリやコシがない方におすすめのシャンプー。ぺたんこになりやすい髪の毛をふんわりとしたボリュームのある髪の毛に導きます。
年齢を重ねた大人の女性向けのシャンプーです。ふんわりとしにくくなった大人の髪の毛をボリュームのある健康的な髪に導きます。
方法2|シャンプーやトリートメントが残らないようにすすぐ
シャンプーやトリートメントのすすぎ残しは髪のボリュームダウンの原因となります。すすぎ残しがないように、しっかりと洗い流しましょう。
シャワーで洗い流す際は、上向き洗いと下向き洗い(頭を下げてからシャワーを浴びる方法)をセットで行うのがおすすめです。下向き洗いをすると、後頭部から襟足までもしっかりと洗い流せるため、洗い流しが起きにくくなります。
正しいシャンプーの仕方やすすぎ方を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
「スカルプケアの基本!健やかな髪と頭皮へ導く正しいシャンプーのやり方」
方法3|しっかりとドライヤーで乾かす
ぺたんこ髪を防ぐには、シャンプー後はしっかりとドライヤーで乾かすのも大切です。
下記の方法で乾かしましょう。
- 頭皮から10cmほど離して全体にドライヤーを当てる
- ある程度乾いたら、ボリュームを出したい箇所を持ち上げ、5秒間程度根元に温風を当てる
- 温風をはずし、5秒間そのままの状態をキープする
同じ場所に熱を与え続けるとダメージの原因になるため、ドライヤーは左右に振りながら当てましょう。
ドライヤーを使用する前に、アウトバストリートメントを使うのもおすすめです。FLOWDIAのストレッチパフは、ぺしゃんとなりやすい髪の根元からボリュームを出し、ふんわりとした髪に整えます。トップにボリュームが出にくい方は、ぜひお試しください。
方法4|生活習慣を見直す
健康な髪をつくる上では食事や睡眠、ストレスを溜めないことが大切です。
バランスのとれた食事
スムーズな育毛には、髪に必要な栄養をしっかりと摂ることが欠かせません。髪に良いといわれる特定の栄養のみを摂るのではなく、栄養バランスの良い食事を意識しましょう。
また、脂質や糖質が多い食事は健康な髪の毛の成長を妨げるおそれがあるため、できるだけ控えましょう。
質の高い睡眠
健康な髪を育てるのに必要な成長ホルモンは、睡眠中に多く分泌されるといわれています。しっかりと睡眠をとるのはもちろん、睡眠の質にも気を配りましょう。
食事や就寝をとる時間を決めるなどして規則正しい生活を心がけると、睡眠の質向上に役立ちます。
こまめなストレス発散
ストレスはこまめに発散して、溜め込まないようにしましょう。規則正しい生活を送る、リラックスできる音楽を聴く、アロマを楽しむなど、自分なりのストレス発散方法を探してみるのがおすすめです。
方法5|スペシャルケアアイテムを使用する
雨の日など湿気によって髪の毛がぺたんこになってしまう場合は、スペシャルケアアイテムを使用して髪が水分を吸収するのを防ぐのも良い方法です。
撥水機能があるヘアマスクを使うと、髪の表面がコーティングされ、水分が吸収されにくくなるためぺたんこ髪を防げます。
FLOWDIA MORE(フローディアモア)のヘアマスクは、髪の表面にキューティクルラップを形成し、外部の過剰な水分吸収を防止するアイテムです。髪の毛が細い方、軟毛の方にはリペアコンクシルキー、髪の毛が太い方、硬毛の方にはリペアコンクメルティーを用意しているため、髪質に合わせてお選びください。
ほかの方法として、髪の表面を保護して湿気に左右されないようにする処方のアウトバストリートメントを使用するのもおすすめです。また、普段はスプレーやヘアワックスなどのスタイリングアイテムを使用しない方も、湿気が多い日だけ使ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
髪の毛にふんわりとボリュームが出ると、若々しく華やかな雰囲気になります。
髪の毛がぺたんこになりがちな方は、髪のボリュームダウンの原因をまずは見極めることからスタートしてみましょう。原因に沿った対策を講じれば、悩み解決につながるはずです。