髪型が決まらない!髪が多い、ペタンコ、うねる お悩み別解決方法
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カットしたばかりの髪を維持するのは難しく、「時間が経つと髪型がなかなか決まらない……」とお悩みの方は多いのではないでしょうか。髪型が決まらないと出かけるのが億劫になる方もいるかと思われます。
今回は、髪型が決まらないときの対応方法について紹介します。
目次
【悩み別】髪型が決まらないときの対応方法
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髪型が決まらないときはどのように対応すれば良いのでしょうか。それぞれのお悩み別の解決方法を紹介します。
毛量が多い
毛量が多い方は、髪が広がりやすく、まとまりにくいのが難点です。髪のボリュームをいかに抑えるかがポイントです。ここでは、毛量が多い方の対応方法を紹介します。
シャンプー&トリートメントの選び方
毛量が多い方は、しっとり仕上がるシャンプーを選ぶのがおすすめです。重めのテクスチャーで、保湿効果が高く、オイル成分が含まれているシャンプーならまとまりやすくなります。
毛量が多い上に、乾燥などでパサつくとさらに広がってボリュームアップしてしまうので、保湿には常に気を付けておくと良いでしょう。
オイル・スタイリング剤の選び方・使い方
毛量が多い方は洗い流さないトリートメントやヘアオイルなどのスタイリング製品が必須です。ジェルなどではなく、重めの質感のバームやワックスを使うと良いでしょう。オイル成分の効果で、ボリュームのある髪でもしっかり抑えてくれます。
ワックスやバームも、髪質によってさまざまなラインナップが展開されているため、自分の髪質に合ったものを使いましょう。
ドライヤー・アイロンの使い方
根元にボリュームがあると髪が広がってしまうため、髪の根元にボリュームを持たせず起こさないように乾かすのがポイントです。
ドライヤーで8割ほど乾いたら、髪を下に引っ張りながらブローします。ドライヤーを当てるときは、上から下に向けて当てるとボリュームが抑えられます。それでも髪が広がる方は、重めのスタイリング製品をつけてから乾かすのもおすすめです。
アイロンを通すときは、髪を持ち上げないのがポイントです。持ち上げると根元が起きてしまうため、髪を少量手に取って下方向に通しましょう。
スタイルのポイント
毛量が多い方は、重めなスタイリング剤で全体的にまとめ、ヘアカラーは明るめなカラーリングで、見た目のボリューム感を抑えることがポイントです。
透明感のある明るめの色なら、髪が重く見えません。また、かきあげバングなどで抜け感を出すとより動きがある髪型になるでしょう。
ボリュームが出ない
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ボリュームが出ず、ペタンコになってしまう方は、根元を起こしたりふんわりさせたりすることが大切です。また、そのままシルエットを活かしてスタイリングするのも良いでしょう。ここでは、ボリュームが出ない方の解決方法を紹介します。
シャンプー&トリートメントの選び方
ボリュームが出ない髪質の方は、髪にハリやコシを与えてくれるシャンプーがおすすめです。弱酸性シャンプーは、髪にハリコシを与え、ボリュームアップしてくれます。
オイル・スタイリング剤の選び方・使い方
髪にボリュームが出ない方は、重いオイルはおすすめできません。オイルの重みでボリュームダウンしてしまうおそれがあるため、軽めに仕上がるものを選びましょう。
また、スタイリングにはワックスやバームでは重たくなってしまうため、スプレータイプがおすすめです。ふんわりさせたい部分につけてボリュームアップを目指しましょう。
ドライヤー・アイロンの使い方
ボリュームがない方は、タオルで水気を取ったあとにすぐ乾かすのがポイントです。また、毛の流れに逆らうように下から上に向けてドライヤーを当てると、ふんわりした仕上がりになります。髪を持ち上げながら、根元を起こすように乾かしましょう。
アイロンを使うときは、ストレートアイロンで根元にボリュームをもたせると良いでしょう。トップの毛束を手に取って根元をアイロンで挟み、少し前に出して癖をつければ、さりげなくボリュームアップできます。トップの毛束にバランス良く癖をつけておきましょう。
スタイルのポイント
ボリュームがない方に似合うのは、短めの髪型です。セットしなくても成り立つような切りっぱなしボブやベリーショートスタイルなら、ボリュームを気にせず過ごすことができます。
くせやうねりが出やすい
くせ毛がひどい方やうねりやすい方は、髪を保湿してまとめることが大切です。ここでは、くせやうねりが出やすい方の解決方法を紹介します。
シャンプー&トリートメントの選び方
くせやうねりが出やすい方は、髪の補修効果が高いシャンプーを選ぶのがおすすめです。エイジングケアに使うシャンプーであれば、補修効果も高く、髪にハリやコシを取り戻してくれます。
また、アミノ酸成分が多く含まれたものなら乾燥を防ぐこともできるため、パサついた髪をツヤのある髪にする効果が期待できます。
オイル・スタイリング剤の選び方・使い方
くせやうねりが強い髪は、髪に当たった光が均一にならないのでツヤ感が失われます。そのため、ツヤが出るオイルを選ぶと良いでしょう。
また、保湿力の高い植物性オイルであればツヤを出しつつ、髪をまとめることができます。
ドライヤー・アイロンの使い方
くせが出やすい方は、シャンプーをしたあとにすぐに乾かすのが鉄則です。濡れたまま置いておくと、髪にくせやうねりが出やすくなります。くせが気になる部分にブラシを使って、引っ張ってくせを伸ばしながら乾かしましょう。
温風で完全に乾く前に冷風を当てるのもおすすめです。冷風を当てて仕上げるとキューティクルがしまりツヤが出ますし、くせが出にくくなります。
またアイロンも通常よりも高温にして使うのがポイントです。160℃~180℃に設定できるアイロンでしっかりくせを伸ばしてから冷ますと持続しやすくなります。
スタイルのポイント
くせやうねりが強い方は、ストレートを目指すのではなく、くせやうねりを活かしたパーマスタイルにするのもおすすめです。また、長めの髪型にすると、髪の重みでくせを抑えることができるので、くせやうねりが気にならなくなります。
理想の髪型をキープするには?
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自分の理想の髪型をキープするにはどうすれば良いのでしょうか。ここでは髪型をキープするポイントを紹介します。
カットの頻度を意識する
理想の髪型を維持するには、長さに応じたカットの頻度を守ることが大切です。髪の長さに応じたカットの頻度は下記の通りです。
- ショートヘア:1か月~1.5か月
- ボブヘア:1.5か月~2か月
- ミディアム:1.5か月~2か月
- セミロングとロング:2か月~3か月
特にショートヘアとボブヘアは伸びると形が崩れやすくなるため、上記の頻度を目安に美容室に行きましょう。
ブローをしっかりする
髪型を保つには乾かし方が肝心です。髪型は乾かすときに決まるともいわれるため、シャンプーのあとに丁寧に乾かしてくせを抑えておくのがベストです。特に根元をしっかり乾かしましょう。
毛先を乾かしても、根元が乾いていなければ、くせがついてしまいます。根元にくせがつくと髪型が決まらない状態になってしまうので、根元付近を指のはらでこすりながら毛流れに沿うように、ブローは念入りに行いましょう。
セット後はヘアスプレーをする
髪をセットしたあとは、髪型をキープするヘアスプレーを使うのがおすすめです。ヘアスプレーはかけ過ぎると固まって動きが出なくなってしまいますが、上手に使うと自然な状態の髪型をキープできます。
ヘアスプレーで自然な状態をキープするには、完全に乾いた髪に使うことと、スプレーしたあとは完全に乾くまで待つことを意識しましょう。
まとめ
髪型が決まらないと準備に時間がかかりますし、気分も盛り下がってしまいます。理想の髪型をキープするには、髪を乾かす段階でくせを抑えておくことが大切です。また、長さに合わせた頻度でカットすることできれいな形を保つことができます。
理想の髪型を保てるよう髪質に合ったケアを続けましょう。