サロントリートメントとは?種類やメリット、長持ちさせるコツも紹介

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美容室に行ったときに、サロントリートメントをおすすめされた経験はないでしょうか。自分の髪質や悩みに合ったトリートメントが受けられれば、健康的な髪を長くキープできるので嬉しいですよね。

今回は、サロントリートメントの基本と、効果を長持ちさせるためのポイントを解説します。

サロン(美容室)のトリートメントとは

トリートメントをしている画像

サロントリートメントとは、美容室で施されるトリートメントのことです。複数の薬剤を組み合わせプロの美容師が髪の状態に合わせて施術してくれるので、自宅で使用するトリートメントよりも効果が高いトリートメントです。

サロン(美容室)のトリートメントの種類

ロングヘアの画像

トリートメントにはさまざまな種類があり、それぞれに特徴を知っておくことも大切です。

ここでは、サロンでできるトリートメントの種類を解説します。 

酸熱トリートメント

酸熱トリートメントは、切れ毛や枝毛、チリチリのダメージ毛などに適したトリートメントです。トリートメントにヘアアイロンで熱を加えて行います。

熱によって製品に含まれている酸が化学反応を起こし、髪の毛に含まれるタンパク質の結合を強化することで髪質の改善を目指す仕組みです。

ストレートヘアに仕上げたいときに重宝する方法ですが、施術する美容師のスキルによって仕上がりが変わることもあります。

ケラチントリートメント

髪の毛にはいくつかのタンパク質が含まれていますが、そのなかの「ケラチン」というタンパク質を補うトリートメントです。

ケラチンとアミノ酸を配合した製品は、ダメージを受けた髪を補修する作用と保湿力を向上させる作用が優れているとされています。髪のうねり改善にも効果的なトリートメントです。

酵素トリートメント

酵素トリートメントは、硬くなった髪を酵素の力でほぐし、髪の柔軟性を高めるトリートメントです。指通りが良くなったり、髪の手触りが柔らかくなったりします。

生まれつき髪が硬い方のほか、ヘアアイロンやコテを日常的に使う方にもおすすめのトリートメントです。

サロン(美容室)のトリートメントを使うメリット

美容院でトリートメントをしている画像

美容室で行うサロントリートメントは、プロが関わるからこそのメリットが多くあります。

ここでは、サロントリートメントのメリットを解説します。

髪を集中的にケアできる

サロントリートメントなら、髪の健康維持に必要な成分や保湿成分を補給できるのがメリットです。自宅で行うトリートメントとは異なり、サロントリートメントは髪の内部から成分を補給し、ダメージを補修するのが特徴です。

髪のパサつきやダメージヘアが気になっている方は、一度サロントリートメントでしっかりケアするのも良いでしょう。

髪のツヤと手触りが良くなる

サロントリートメントは内側からの補修だけでなく、髪をコーティングするための製品も豊富にそろっています。髪の表面がコーティングされることで、さまざまなダメージを予防しつつ、髪にツヤを出せるのも大きなメリットです。

専門家のアドバイスを受けられる

髪の専門家である美容師から、ヘアケアに関するアドバイスを受けられるのもメリットです。自分の髪質やダメージの状態に合わせた最適なケア方法を提案してもらえます。

自宅でのセルフケアについても聞けるので、サロントリートメントで得られた健康的な髪を長くキープしやすいのもポイントです。

髪の状態に合わせたケアをしてもらえる

サロントリートメントなら、美容師が今の髪の状態を見極めた上で、トリートメントの内容をカスタマイズして施術してもらえます。

トリートメントといっても、補修力が高いものから保湿力をアップさせるものまで幅広くあります。数あるトリートメントのなかからぴったりの組み合わせを選んでもらえることで、より的確なヘアケアができるのもメリットです。

サロン(美容室)のトリートメントを長持ちさせるコツ

サロントリートメントをした後も、自宅でヘアケアを丁寧に行えばサロン帰りの髪質を長持ちさせられます。

ここでは、きれいな髪をキープするためのコツを解説します。

地肌にやさしいマイルドなシャンプーを使用する

自宅でシャンプーをするときは、頭皮にやさしい低刺激のアイテムを選びましょう。

おすすめはアミノ酸系洗浄成分が含まれているシャンプーです。アミノ酸系洗浄成分なら、ほど良い洗浄力で保湿しながら洗えます。

逆に、高級アルコール系のシャンプーのような洗浄力が高いものを使うと、トリートメントで補給した成分を洗い流してしまったり、頭皮への刺激に繋がることもあるので注意が必要です。 

自然乾燥はしない

シャンプーした後の髪は、自然乾燥させずにきちんとブローします。洗ったまま乾かさないで濡れたままにしておくと、キューティクルが開いてダメージを受けやすくなるので注意しましょう。

開いたキューティクルからトリートメント成分が抜けていくこともあるため、タオルドライとドライヤーを組み合わせてしっかり乾かすことが大切です。

自宅でもトリートメントを使う

美容室でトリートメントをした後も、自宅でホームケア用のトリートメントを使ってみてください。冬場などでダメージヘアが特に気になる方は、トリートメントに加えて補修成分の配合量が多いヘアパックもおすすめです。

髪を乾かした後に使いやすいのが、洗い流さずに使えるアウトバストリートメントです。ドライヤーで乾かす前に使えるアイテムも併用し、乾かす前と後の2回に分けてケアすると保護・保湿効果がよりアップします。

まとめ

サロントリートメントは、髪の内側に栄養を届けて補修し、表面をコーティングして新たなダメージから守ることを目的とした施術です。サロントリートメントにはさまざまな種類があり、髪の状態などに合わせてカスタマイズしながら受けられます。

美容室で集中的にケアした後は、自宅でもヘアケアに力を入れるのがおすすめです。健康的な髪を維持したい方は、サロントリートメントも選択肢に入れてみてください。

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