パサパサ髪に効果的なトリートメントの選び方は?パサつく原因やケア方法も解説

乾燥などで髪がパサパサになりやすく、髪がまとまりにくくて悩んでいる方もいるのではないでしょうか。髪がパサパサになる原因はさまざまですが、自分に合ったトリートメントを選ぶことで気になるパサつきを緩和できます。
今回は、髪がパサパサになる原因やトリートメントの選び方、パサつきを抑えるためのコツを解説します。
目次
髪がパサパサになる原因

まずは、髪がパサパサになる原因をみていきましょう。
乾燥
肌と同様、髪も乾燥すると内部の水分が減り、パサついてしまいます。髪の保湿ケアを怠るだけでなく、加齢によっても乾燥が進みやすいため、注意が必要です。
髪の水分が不足すると、髪自体が軽くなり、静電気が起きやすくなります。くしを通した際に静電気で髪の毛が広がる場合、乾燥が進んでいる可能性もあります。
ダメージ
髪はさまざまなダメージを受けやすく、結果として髪の毛がパサつきやすくなります。ここでは、髪がパサパサになる要因を5つ紹介します。
パーマやカラー
日常的にパーマやカラーリングをしている方は、薬剤の成分が原因で髪がパサつきやすくなる傾向があります。施術によって髪のキューティクルがはがれてしまい、髪のタンパク質が失われやすくなっているのです。
ヘアアイロン
ヘアアイロンなどの熱によるダメージも、髪がパサつく原因のひとつです。
熱を加えることで髪のタンパク質が変性してしまい、髪の乾燥が進みやすくなります。過度に熱を加えると髪の毛そのものがごわごわとした固い感触になり、より扱いにくい髪質になる可能性も否定できません。
海水・プールや紫外線
夏場などに海水浴やプールに出かけたときに、髪のケアをしないとパサつきが気になることがあります。海水の塩分やプールの塩素、紫外線を直接浴びていたことなど、さまざまな要因が重なり、髪に大きなダメージを負わせてしまうことがあるからです。
髪質の変化
加齢などにより髪質が変わることも、パサつきの原因となります。
年齢を重ねると、髪をつくる機能そのものが低下していきます。結果として、髪に必要なタンパク質が作れなくなり、髪の毛がパサつきやすくなるのです。
くせ毛
もともとくせ毛の方は光の乱反射が起きやすく、髪が大きなダメージを受けていなくてもパサパサしているように見えてしまうことがあります。
パサパサ髪に効果的なトリートメントの選び方

髪がパサパサになってしまったら、日々のケアにトリートメントを取り入れてみましょう。自分の髪の状態に合わせた製品を選ぶことで、健康的な髪の毛に一歩近づけます。
ここでは、パサパサ髪に効果的なトリートメントの選び方を紹介します。
髪質に合ったテクスチャーを選ぶ
まずは、自分の髪質に合わせて適切なテクスチャーのトリートメントを選ぶことが重要です。
トリートメントは、シャワー中に使って洗い流す「インバストリートメント」と、ブローする前の濡れた髪に使って洗い流さない「アウトバストリートメント」の2種類に分かれます。
髪質によって適した製品が違うので、おすすめのインバス・アウトバストリートメントのテクスチャーをそれぞれ解説します。
髪の毛が細く柔らかい場合
細くて柔らかな髪に適しているのは、インバストリートメントは水分量が多くて油分が少ないものがぴったりです。アウトバストリートメントなら、ミストやスプレータイプが適しています。
髪の毛が太く硬い場合
太くて硬めの髪では、インバストリートメントは油分が多くてしっかりとしたテクスチャーのものを選びます。一方のアウトバストリートメントもオイルタイプがおすすめです。特に植物性のオイルだとなじみ良くまとまりも出て、太毛・硬毛の方には良いでしょう。
油分が豊富なトリートメントを選ぶことで、しっとりとした感触に仕上がります。ツヤ感も出るので、健康的で繊細なイメージの髪に近づけます。
髪の毛の量が多い場合
毛量が多い方では、水分を豊富に含むモイスチャートリートメントをインバストリートメントとして使います。アウトバストリートメントではまとまり感を出しやすい植物性などのオイルタイプを選び、髪が広がらないようにケアしていくのがポイントです。
髪の毛の量が少ない場合
毛量が少なくてハリやコシが出るようにしたい方は、インバストリートメントとしてノンシリコーン製品を使うのがコツです。アウトバストリートメントでは、ヘアミルクや軽いテクスチャーのオイルを使ってキューティクルをガードできるものを使います。
くせ毛の場合
くせ毛の場合は、髪の水分バランスを適切に保つことが重要とされています。髪の保湿をしつつ、空気中の余計な水分を吸収し過ぎないようにすることが重要です。
インバストリートメントは水分をしっかり補給できるタイプを選びます。一方のアウトバストリートメントでは、オイルタイプで髪を守り、水分を取り込み過ぎないようにしましょう。
配合成分を確認する
髪のパサパサが進まないようにするには、乾燥やダメージに対抗できる成分を複数配合しているトリートメントを選ぶことも重要です。
ここでは、パサパサ髪に効果的な成分を紹介します。
コラーゲン
コラーゲンは保湿効果や髪の弾力性の維持など、しなやかな髪をつくるために重要な成分です。
コラーゲンが配合されているトリートメントを選ぶことで、髪の水分をキープして乾燥が原因のパサつきを軽減することができます。
セラミド
セラミドは保湿効果のほか、ダメージを受けたキューティクルを補修する効果をもつ成分です。
セラミドを含むトリートメントを使うと、髪をなめらかな感触に導き、ダメージから髪を守ってくれます。キューティクルが傷つくのを防ぐ効果もあるため、外からのダメージを減らしたい方にもおすすめです。
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸は化粧水などにも使われている成分で、優れた保湿効果をもっています。
ヒアルロン酸を配合したトリートメントは乾燥によるダメージやまとまりにくさを軽減し、髪の柔軟性を向上させるのも特徴です。髪が広がりやすく、スタイリングがうまくいかない方にも適しています。
アミノ酸
アミノ酸はタンパク質を構成する成分なので、健康的な髪をつくるために必要不可欠なものです。アミノ酸不足に陥ると、髪そのものが弱くなって切れ毛や枝毛の原因になり、パサつき以外のトラブルにもつながります。
アミノ酸配合のトリートメントを使えば、髪のタンパク質を補って補修し、健康的な髪をキープできます。
髪のダメージを補修してパサパサの髪をケアする上で、上記の成分を組み合わせて配合したトリートメントを選ぶことが重要といえます。
効率的に必要な成分を補いたいなら、「FLOWDIA(フローディア)」がおすすめです。
FLOWDIAのトリートメントには、保湿成分セラミドNGに加え、8種類のアミノ酸を配合しています。そのほかにも保湿成分や毛髪補修成分を豊富に含んでおり、ダメージを受けてパサパサになった髪をしっかりケアできるのが強みです。
健康的な髪を目指したい、ヘアケアに力を入れたいと考えている方は、FLOWDIAを試してみてください。
髪のパサパサを防ぐためのケア方法

髪のパサつきを予防するには、自分に合ったトリートメントを選ぶことに加え、正しい使い方で毎日ケアすることが大切です。
ここでは、髪のパサパサを予防するためのケア方法について解説します。
インバストリートメントの場合
お風呂の中で使うインバストリートメントは、シャンプーした後で髪に残っている水分を、やさしく絞ってから使います。タオルドライでも構いません。
シャンプー後で濡れた髪はキューティクルが開いており、デリケートで傷つきやすいためです。いずれの方法でも、ゴシゴシと強くこすって水分を落とすのは避けましょう。
トリートメントは、ダメージの大きい毛先からなじませていきます。毛先をやさしくほぐすようにして、手ぐしを通して絡まりを取りつつ、髪の中ほどに向かって揉みこんでいくイメージです。ここで粗めのコームを使うのもおすすめです。
なじませるときは手のひらで髪をしっかり包み、トリートメントを温めながらつけていきます。温めることで髪のキューティクルがさらに開き、美容成分や補修成分が髪の中に効率的に浸透しやすくなります。
トリートメントをなじませたら、2~3分でも良いので放置するのもおすすめです。その際に、シャワーキャップやホットタオル、ラップなどを使って髪全体を覆うと、トリートメントがより浸透しやすくなるので効果を感じやすくなるでしょう。
時間になったらトリートメントを洗い流します。ぬるぬるする感触がなくなるまで、やさしく丁寧に落としましょう。
アウトバストリートメントの場合
お風呂から出た後のアウトバストリートメントを使うときは、まず髪に残った水分をタオルドライで十分に拭き取っておきます。インバストリートメントのときと同様に、髪を強くこすらないように注意しましょう。
手のひらにトリートメントを取り出し、両手を合わせて擦りながら丁寧に塗り広げます。指と指の間までまんべんなく広がるようにするのがポイントです。しっかり広げておくことでムラなく仕上がるのと、トリートメントがあたたまって髪に浸透しやすくなる効果が期待できます。
アウトバストリートメントも毛先からなじませ、髪の中ほどに向かって塗っていきます。どこまで塗るかは、髪の乾燥度合いによって調節しても構いません。
粗めのコームを使って髪をとかし、トリートメントをムラなく髪全体に行き渡らせた後、丁寧にブローします。最後に少量のトリートメントを髪になじませて終了です。
まとめ
髪のパサつきは乾燥によるダメージのほか、パーマやカラーリング、紫外線などさまざまな外的ダメージが原因で起こります。パサパサとした感触を和らげるには、髪質に合ったトリートメントを選び、正しい方法で使い続けることが大切です。
効率的に髪をケアするには、コラーゲンやセラミド、アミノ酸などの成分が複数配合された製品が適しています。髪の健康を維持するためにも、トリートメントをヘアケアに活用してみてください。