美容室(ヘアサロン)のトリートメントの頻度は?効果や長持ちさせる方法も紹介
美容室でカラーやパーマをした日、同時にトリートメントをしてもらう方もいるのではないでしょうか。髪をきれいに保ちたいなら、カラーやパーマをしなくても定期的に美容室のトリートメントを受けるのがおすすめです。今回は、美容室でのトリートメントの適切な頻度と期待できる効果、長持ちさせる方法を紹介します。
目次
美容室(サロン)でのトリートメントは「月1回」の頻度がおすすめ!
美容室でのトリートメントの頻度は月1回を目安にすることをおすすめします。なぜなら、トリートメントの効果が続く期間がおよそ1か月といわれているためです。
ただし、枝毛や切れ毛が気になる場合は、3週間などもう少し短い間隔でも構いません。
また、カラーやパーマをすると髪にダメージがかかるため、その場合は回数にこだわらず、トリートメントとセットで行うことをおすすめします。
髪のダメージ補修や美髪の維持につながり、カラーやパーマを長持ちさせられる場合があります。
美容室(サロン)でのトリートメントの効果
ここでは、美容室におけるトリートメントの効果を紹介します。
今回は、フローディアを取り扱う店舗で受けられるサロントリートメントで期待できる効果を手順ごとに解説します。
柔軟コントロール|毛髪の柔軟性を調整する
ダメージが著しい髪は、密度や艶が低下するほか、ヘアカラーの褪色、うねり、枝毛などにつながります。髪の悩みに合わせ6種類の中からセレクトしたフローディアを使ってメラニンクラックやダメージ部分にケア成分を行き渡らせ、毛髪の柔軟性をコントロールします。
※メラニンクラック:ブリーチや紫外線などによるダメージで髪の内部にできた大きな空洞のこと
ケアバルーン化|ダメージ部分を保護する
柔軟コントロールで届けたケア成分に、髪の悩みに合わせたケア成分を補給することにより、ケアバルーンフィルムが完成します。従来の技術では補修成分が流出しやすかった大きな空洞ダメージにも高い効果を発揮するのが特徴です。髪の悩みに合わせて、3種類から適切なものを選びます。
髪質コントロール|髪内部の結合を整える
ケアバルーン化のあと、一度すすいで余分な薬剤を流し、髪質コントロールをしていきます。この施術には、スタンダードとプレミアムの2つのメニューが用意されています。
スタンダードトリートメントでは、キューティクルを均一化できるよう、抱水性シールドで毛髪表面を均一にしてうるおいを閉じ込めます。
プレミアムトリートメントでは、キューティクル均一化に加え、うねりの原因になる髪内部の結合の乱れを整えて髪質とフォルムをコントロールします。
質感コントロール|毛髪の表面を補修する
毛髪表面に疑似キューティクルを形成・定着させることにより、毛髪表面を補修して指通りの良い質感を与えます。6種類の中から、髪質に合ったものを選んで使用します。質感コントロール後は余分な薬剤を洗い流し、タオルドライ、ブローをして完成です。
美容室(サロン)のトリートメントを長持ちさせる方法
ここでは、美容室でのトリートメントを長持ちさせる方法を紹介します。自宅でのセルフケアを徹底し、トリートメントの効果をできる限り長持ちさせましょう。
美容室で購入できるヘアケア製品でホームケアを行う
トリートメントの効果を保つには、その後のホームケアが重要です。サロンメニューと連動したブランドのシャンプーやトリートメントを使って、より効果を保ちましょう。
美容室に相談すれば、髪の悩みに合わせたものを提案してくれます。サロンで取り扱っているヘアケア製品は髪に必要な成分が含まれており、頭皮にも良い成分が入っている製品もあるため、トリートメントを長持ちさせることが可能です。
きれいな髪を持続するために、ホームケアにも力を入れてみてください。
適切な方法で髪を洗う
毎日のシャンプーやトリートメントを適切な方法で行うことも大事です。具体的な手順を下記でみていきましょう。
【手順】
- シャンプー前に髪をブラッシングする
- お湯で予洗いをする
- シャンプーをしっかり手で泡立て、頭皮をマッサージするように洗う
- すすぎ残しがないようしっかりすすぐ
ブラッシングは髪のもつれをほぐすほか、フケやほこりなどの汚れを除去します。また、予洗いすることで髪の汚れやほこりを一通り落とすことが可能です。
シャンプーをする際は原液を髪に直接つけず、手のひらで泡立ててからつけるのがポイントです。爪を立てて洗うと頭皮が傷ついてしまうため、指の腹でマッサージするように洗いましょう。
シャンプーの後は、すすぎ残しがないようにしっかりと洗い流します。髪にシャンプーが残っていると頭皮のトラブルを起こしやすくなるので、ぬるつきがなくなるまで頭皮全体をまんべんなく洗うことが大切です。
トリートメントは2つのタイプを併用する
トリートメントには、大きく2つのタイプがあります。それぞれの特徴としては下記の通りです。
・洗い流すトリートメント
シャンプーをした後になじませるタイプのトリートメント。髪の内側と外側からケアするので成分が浸透しやすく、日中に受けた髪へのダメージを補修する効果が期待できます。
・洗い流さないトリートメント
タオルドライした後になじませるタイプのトリートメント。ドライヤーの熱や乾燥から髪を保護する役割をもっています。洗い流す手間がないので手軽に髪をお手入れできます。
2つのタイプを併用することで、トリートメントの効果をより持続させることが可能です。
ドライヤーの適切な使い方を守る
ドライヤーを適切な方法で使うのも大事です。濡れたまま自然乾燥すると、ニオイやフケ、かゆみなどの原因になります。タオルドライをした後、必ずドライヤーを使用して乾かしましょう。
ドライヤーで注意したいのは、乾かす場所の順番です。まずは頭皮を乾かし、髪の根元から徐々に毛先へ移動しながら乾かしていきましょう。頭皮を乾かす際は、髪を持ち上げて根元にドライヤーの風を入れ込むのがポイントです。最後に冷風を当てると、キューティクルが整って引き締まり、栄養分が流れ出るのを防げます。
まとめ
美容室でのトリートメントは月1回を目安にするのがおすすめです。枝毛や切れ毛などのダメージが気になる場合は、もう少し頻度を上げても良いでしょう。
トリートメントの効果を持続させるには、美容室で購入できるヘアケア製品を使うほか、正しい方法で髪を洗ったり、2つのトリートメントを併用したりすることが大事です。ホームケアに力を入れ、トリートメントの効果を保たせいつも健やかな髪をキープしましょう。どのホームケア用品を使ったらいいのか迷う際は、美容師さんに相談してみてください。