髪がチリチリする原因はなに?ツヤツヤ髪に改善できる?

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もともとツヤのある髪だったのに、なぜかチリチリになってくることがあります。どうして髪がチリチリになったのか、元に戻せないかと悩んでいる方もいるのではないでしょうか。今回は、髪がチリチリになる原因と改善方法を紹介します。

髪がチリチリになる原因

ヘアアイロンをしている女性の画像

髪がチリチリになるのは、生まれつきや加齢の場合と普段の髪の扱いによる後天的な場合があります。ここでは後天的に髪がチリチリになる原因を解説します。

ヘアカラー・パーマ

肌が弱酸性であることを知っている方もいるかと思いますが、髪も同じく弱酸性です。対して、ヘアカラーやパーマに使う製品はアルカリ性のものが多いため、施術後に髪がアルカリ性に傾き、ダメージを受けてチリチリしてしまう場合があります。

すべての製品がアルカリ性というわけではなく、年々改良されているので、1度ヘアカラーやパーマをした程度ではチリチリになるほど傷むことはないでしょう。

しかし、頻繁にヘアカラーやパーマをしたり、ハイトーンカラーや縮毛矯正、ブリーチをしたりすると髪が大きなダメージを受けるので、チリチリになるおそれがあります。

ヘアアイロン

ツヤツヤ髪に欠かせないキューティクルは、熱や摩擦に弱い性質があります。ヘアアイロンは高温になるうえに髪をはさんで引っ張るため、使い過ぎると髪がチリチリになることがあります。

ヘアケア

先述の通りキューティクルは摩擦に弱いため、ヘアケアの方法を間違うとかえって髪が傷んでチリチリになることがあります。

例えば、濡れた髪を無理にブラッシングすると、髪が傷んでしまいます。濡れた髪は引っ掛かりやすく、ちょっとした摩擦でキューティクルが剥がれてしまうためです。

シャンプーやタオルドライの際にゴシゴシと強くこすると、髪が摩擦によるダメージを受けます。
また、キューティクルは熱に弱いですが、だからといって髪を洗った後に自然乾燥するのも良くありません。キューティクルが開いている状態の濡れた髪を放置すると、摩擦が発生しキューティクルが剥がれやすくなるだけでなく、水分が抜けやすくなります。

このような間違ったヘアケアを続けることで髪にダメージが蓄積し、だんだんチリチリになっていくのです。

加齢

髪は成長して抜け落ち、また新しい髪が生えるサイクルを繰り返していますが、年齢を重ねると髪を作る細胞のはたらきが低下してサイクルが乱れます。すると、髪質が変化して、細くツヤのないチリチリの髪が生えてくることがあります。

髪の内部にあるタンパク質の結合がねじれたり、毛穴が曲がったりすると、クセ毛になります。しかし、年齢とともに髪へ届く栄養が減って髪を作る細胞が衰えると、チリチリ髪になります。これはクセ毛とは異なるうねりの原因です。

チリチリした髪を改善する方法5選

髪を触る女性の画像

チリチリ髪は日頃のケアで改善できる可能性があります。ここでは、チリチリした髪を改善する方法を5つ紹介します。

シャンプー・トリートメントの選び方

髪がチリチリしているときは、まずシャンプーとトリートメントを見直しましょう。

シャンプー

洗浄力が強いシャンプーを使うと、髪への刺激が強過ぎてチリチリ髪を招くことがあります。洗い心地が良く、髪と同じ弱酸性のアミノ酸系のシャンプーを使うのがおすすめです。

トリートメント

キューティクルがダメージを受けて剥がれてしまうと、髪がチリチリしやすくなります。コラーゲン・アミノ酸・ケラチンなどの成分が配合された、髪の保湿や補修が期待できるトリートメントを使ってみましょう。

髪の洗い方

髪がチリチリしているときは、髪の洗い方も見直しましょう。正しい髪の洗い方をみていきましょう。

  1. 髪をブラッシングして髪に付いたホコリや角質を浮き上がらせる
  2. 丁寧に予洗いして髪に付いた汚れ(汗やホコリ、ゴミ)を落とす
  3. シャンプーをしっかり泡立てて、ゴシゴシとこすらないようやさしく頭皮を洗う
  4. 洗った時間の倍くらい時間をかけて、すすぎ残しがないようにしっかりすすぐ
  5. トリートメントをつけて粗目のコームでとかす
  6. しっかりなじませて浸透させたら、時間をかけてすすぐ

熱いお湯は頭皮にダメージを与えるので、38℃くらいのぬるま湯を使いましょう。また、髪はなるべく夜に洗うことをおすすめします。日中に分泌された皮脂をその日のうちに落とさないと、皮脂が酸化して毛穴が詰まってしまうおそれがあります。

髪の乾かし方

髪をドライヤーで乾かす女性の画像

濡れた髪はダメージを受けやすいので、洗髪後はドライヤーですぐに乾かしましょう。このとき正しい乾かし方を守ることも大切です。

  1. ゴシゴシとこすらず、水分を拭き取る
  2. アウトバストリートメントをつけてコームでとかす
  3. 温風で前髪、後頭部、耳周りの順に乾かす
  4. 冷風を当ててキューティクルを閉じる

ドライヤーの風は、キューティクルの流れに逆らわないように根元側から毛先側に向けて当てることが重要です。また、ドライヤーが近過ぎると髪にダメージを与えるので、10cm以上離しておきましょう。

スタイリング方法

ヘアアイロンの熱はチリチリ髪の原因になるので、短い時間でサッと終わらせましょう。熱ダメージが気になり低温で使う方もいますが、温度が低いためになかなかスタイリングが決まらず、長時間使ってしまうことがあります。

長時間使うと余計にダメージを与えるので、低温でも高温でもスピーディーに終わらせることが大切です。

また、スタイリング製品は少量をポイントで使うと、軽さを保ちつつ髪の表面のチリチリを抑えられます。耳周りや髪の内側までスタイリング製品をつけると、より目立ちにくくなるでしょう。

ハードスプレーを使う場合は、髪に直接かけるのではなくコームに吹き付けて、表面に飛び出ている髪を撫でつけるように抑えるのがおすすめです。

美容室での施術

美容室では、美容師が一人ひとりの髪の悩みを解決し、理想の髪質に近づけるための施術を案内してくれます。

より高い効果を望むなら、美容室で施術を受けることも検討してみましょう。

トリートメント

サロントリートメントなら、髪に栄養を与えるだけでなくダメージの原因にアプローチして髪質をコントロール可能です。髪の毛のチリチリを改善する効果も期待できます。

また、キューティクルを補修してうるおいを閉じ込めるので、ハイダメージの髪でもなめらかな質感を取り戻せるでしょう。

縮毛矯正

縮毛矯正によって、チリチリの髪を伸ばすのもひとつの方法です。あくまでも一時的な方法ではありますが、どうにかしてチリチリを抑えたいときは検討してみましょう。

カットする

毛先がチリチリしている場合は、思い切ってカットしてしまうのも良いでしょう。髪を伸ばしている人にとっては最終手段ではありますが、費用が安く時間もかかりません。

まとめ

髪がチリチリになるのは、ヘアカラーやパーマ、ヘアアイロンなどによるダメージが原因です。また、年齢を重ねて髪を作る細胞が老化し、髪がチリチリになる場合もあります。

毎日の髪の扱い方を変えると改善することも多いので、シャンプーやトリートメント、髪の洗い方などを見直してみましょう。より高い効果を求めるなら、美容室で相談するのもおすすめです。

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