スカルプケアの基本!健やかな髪と頭皮へ導く正しいシャンプーのやり方

スカルプケアの基本!健やかな髪と頭皮へ導く正しいシャンプーのやり方の写真

ヘアケアには気を付けているし、シャンプーも正しくできていると思える。
では、頭皮をケアする「スカルプケア」って何をしたらよいのでしょう。実は、毎日のシャンプーをスカルプシャンプーに変えるという簡単なことからでも始められるのです。

今回は、毛髪研究のプロの目線からおすすめしたいスカルプケアのシャンプーの仕方をお伝えします。

シャンプーの準備

髪を濡らす前にブラッシング

シャンプー前に髪が絡まるのを防ぎ、さらにホコリや古い角質が浮き上がって、その後のシャンプーで落としやすくなります。

予洗いをする

髪を適度にぬらすだけではなく、あらかじめお湯で髪・頭皮表面の汚れは落としておきましょう(予洗い)。
予洗いの役割は、

  1. 汗やホコリ、ゴミなどを落とす
  2. 皮脂をとれやすくする

※髪や頭皮にやさしく、シャンプーを効果的に行うためにシャワーのお湯の温度はぬるめ(約38℃程度)に設定しましょう。

シャンプー

シャンプーのイメージ画像

シャンプーをつける

シャンプーは髪表面につけて、しっかり泡立てましょう。頭皮に直接シャンプーをつけて洗うのはNGです。泡立つ部分は「髪の毛」なので、髪表面につけて、しっかりと泡立てましょう。

洗う

指の腹を使って、泡で頭皮を洗いましょう。ツメを立てて洗ったり、力を入れてゴシゴシ洗ったりすると頭皮を傷つける原因となります。ツメを立てずに、指の腹を使って、頭皮全体に泡を行き渡らせ、泡を使ってやさしく洗いましょう。
敏感肌の人は指の腹ではなく、手のひらでやさしく洗いましょう。

すすぐ(シャンプーを洗い流す)

“洗い”と同様に“すすぎ”にもしっかりと時間をかけましょう。一般的に“洗い”には時間をかけますが、“すすぎ”は軽視しがちです。せっかくシャンプーで浮かせた皮脂や汚れが頭皮に残っていると、かゆみ等の原因となります。
また、シャンプー自体が残ることも同様のトラブルにつながりますので“すすぎ”も入念に行いましょう。
※目安は、根元が“キュッと”なったら終了です。
※後頭部~頭頂部にかけて特にすすぎ残しが多いため注意してください。

トリートメント

トリートメントをつける

トリートメントには「スカルプ用」と「ヘア用」があります。頭皮には「スカルプトリートメント」を使用しましょう。
スカルプトリートメントは頭皮のために選んだ成分により頭皮環境を整えながら髪のダメージを補修します。ヘアトリートメントは求める質感に応じてタイプを使い分けましょう。

ドライヤー

ドライヤーのコツ

ドライヤーはキューティクルが閉じる方向(上から下)にかけるのがポイント。逆にあてるとゴワつきの原因になるので気を付けて!最後に冷風をかけて、キューティクルを閉じることも忘れずに。

美容室でのサロンメニューもおすすめ

サロンでのメニュー施術のイメージ画像

日々のホームケアと合わせて、サロンでのスカルプケアメニューを併用するのもおすすめ。
髪と頭皮の専門家である美容師に相談しながら、自分の状態に合った施術を受けることができます。


まとめ

髪と頭皮は、優しく丁寧に洗うことが重要です。予洗いで髪の汚れはほとんど落ちるので、頭皮を洗うようなイメージでシャンプーしましょう。
シャンプーはしっかりと泡立ててから使用することがコツです。トリートメントはスカルプ用とヘア用があるので、頭皮にはスカルプトリートメントを使いましょう。
髪を洗った後は、タオルドライを行ってからドライヤーで乾かしましょう。
健康な髪と頭皮を保つために、自分に合ったシャンプー・トリートメントを使ってシャンプーを変えることから始められる毎日のスカルプケアに取り組んでみてください。

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