産後のアホ毛が気になる…!今すぐできる対処法と改善策を紹介
産後のアホ毛にお悩みではありませんか?ホルモンバランスの変化や抜け毛の増加は自然な現象ですが、放っておくと髪の印象が大きく変わってしまいます。
正しいヘアケアをし、生活習慣を見直せば、アホ毛を減らすことが可能です。今回は、今すぐできる対処法と改善策について紹介します。
目次
産後にアホ毛が目立つのは「抜け毛」が原因!
実は、アホ毛が目立つ原因は「抜け毛」にあります。
髪の毛の成長には、エストロゲンという女性ホルモンが深く関わっています。妊娠中は一時的にエストロゲンの分泌量が増加し毛周期が長く保たれるため、抜け毛が少なくなります。
しかし、出産後はエストロゲンの量が元の水準に戻るため毛周期も通常に戻り、抜け毛が増えてしまうのです。この抜け毛が多くなると、新しく生えてきた髪の毛が目立つようになり、アホ毛が気になるようになります。
産後の抜け毛はホルモンバランスの変化によるもので、多くの方が経験する自然な現象なのです。
産後のアホ毛が気になるときの対処法
産後のホルモンバランスの変化や抜け毛の増加により、アホ毛は目立ちやすくなります。
ここでは、すぐにできるアホ毛を上手に抑える対処法を紹介します。
根元から髪を塗らしてブローする
産後のアホ毛が気になるときは、まず髪を濡らしてからブローしてみましょう。
乾いた状態のままではアホ毛を直せないので、霧吹きなどを使って気になる部分に水分を与えましょう。根元からしっかりと髪を濡らしたら、ドライヤーで乾かしながら手やブラシで優しく整えていきます。濡れた髪を無理に引っ張らないよう注意が必要です。
ブラシを使う場合は、弾力のある目の粗いものを選ぶと良いでしょう。
スタイリング製品で整える
ブローでもなかなか直らないアホ毛には、ヘアワックスやヘアスプレーを使うのが効果的です。アホ毛が目立つ部分に、適量のスタイリング製品を指先に取り、優しく撫でるようになじませましょう。
ただし、手のひらで根元から強く押さえつけないようにしてください。髪への負担が大きくなってしまうので注意が必要です。
アホ毛対策用のヘアマスカラも販売されています。外出先でも手軽に使えて便利なので、おすすめのアイテムです。
分け目を変える
アホ毛対策として、分け目を変えるのも効果的な方法です。いつも同じ位置で分け目をとっていると、その部分の髪にクセがついてしまい、短い毛が目立ちやすくなります。
アホ毛が立っている方向と反対側の髪を、アホ毛の上に持ってくるようにして分け目を変えてみましょう。長い毛の重みがアホ毛にかかることで、自然とカバーできます。
分け目を変えることで紫外線のダメージを受ける部分も分散されるので、切れ毛の予防にもつながります。ジグザグに分けてみるのもよいでしょう。分け目を変えた後は、スタイリング製品で毛流れを整えてみてください。
産後のアホ毛を減らすための改善策
産後のアホ毛は、ホルモンバランスの変化や抜け毛の増加だけでなく、ヘアケアの方法や生活習慣も影響しています。アホ毛を減らすためには日々の習慣を見直し、髪と頭皮に優しいケア方法を取り入れることが大切です。
ここでは、アホ毛を改善するための具体的な方法を紹介します。
自分の髪質に合ったヘアケアアイテムを使う
産後のアホ毛には、ヘアサイクルによるものとダメージによる切れ毛が原因のものがあります。
ダメージによる切れ毛が原因の場合、適切なヘアケアアイテムを使うことでケアが可能です。頭皮の乾燥や切れ毛がある状態で洗浄力の高いシャンプーを使ってしまうと、アホ毛がさらに悪化してしまうこともあるので注意が必要です。
自分の髪質に合った保湿成分や、ダメージ補修成分が配合されたシャンプーや髪用のトリートメントを選ぶようにしましょう。すぐに効果は実感できないかもしれませんが、継続的なケアによって頭皮の乾燥や髪のダメージを防ぎ、アホ毛を減らすことができます。
正しい洗髪をする
アホ毛の原因のひとつに、頭皮環境の悪化があります。改善するには、正しいシャンプーの方法を心がけることが大切です。
まず、髪の長さに合わせてシャンプーの量を調整しましょう。頭皮を意識して、指の腹を使ってマッサージするように洗います。この際、髪の毛をゴシゴシこすらないように注意してください。
シャンプー後は、すすぎ残しがないようにしっかりと洗い流します。髪用のトリートメントは、地肌ではなく髪の中間から毛先を中心につけるのがポイントです。
正しい洗髪方法を習慣づけることで頭皮の健康を保ち、アホ毛を減らせるでしょう。
洗髪後はすぐに乾かす
シャンプー後、濡れた髪はキューティクルが開いた状態にあり、ダメージを受けやすくなっています。そのまま自然乾燥させてしまうと、髪のうるおいが失われるだけでなく、頭皮に雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。
アホ毛を減らすためには、お風呂から出てすぐにタオルでしっかり水分を拭き取り、ドライヤーで完全に乾かすことが大切です。濡れた髪を放置したり、半乾きの状態で寝てしまったりすると、枕との摩擦で髪が切れやすくなるので注意しましょう。
ドライヤーをかける際は根元から毛先に向かって風を当てるようにすると、キューティクルが閉じて髪が丈夫になります。
頭皮と髪の紫外線対策をする
紫外線は髪にダメージを与え、アホ毛を増やす原因となります。
夏場は紫外線が強くなるため、頭皮や髪の紫外線対策が必要不可欠です。外出時には、帽子や日傘を使って直射日光から頭皮と髪を守りましょう。頭皮用の日焼け止めスプレーを活用するのも効果的です。
なお、夏場の朝シャンプーは避けるようにしましょう。朝シャンをすると頭皮の皮脂が洗い流されてしまい、頭皮の乾燥によって紫外線の影響をより受けてしまう原因になります。
生活習慣を見直す
アホ毛を減らすには、日々の生活習慣を見直すことも重要です。
油分や糖分の多い食事を続けると血流が悪化し、髪や頭皮に必要な栄養が行き届かなくなります。結果、生えてくる髪が弱くなり、切れやすくなってしまうのです。バランスの取れた食生活を心がけ、体の内側から健やかな髪を育てましょう。
睡眠不足も髪に栄養が行き渡らない原因のひとつです。十分な睡眠時間を確保することで、髪の成長に必要な成長ホルモンが分泌されます。
ストレスや運動不足も頭皮の血流を悪化させるので注意しましょう。アホ毛対策にはスタイリングだけでなく、生活習慣の改善も欠かせません。
まとめ
産後のアホ毛は、ホルモンバランスの変化や抜け毛の増加によって起こる自然な現象ですが、適切なヘアケアや生活習慣の見直しで改善できます。正しい洗髪方法や髪質に合ったヘアケアアイテムの使用、紫外線対策など、日々の積み重ねが大切です。
自分に合ったアホ毛対策を見つけて、理想の髪型を取り戻しましょう。