- ポイント
- 間充物質には、間充物質①(マトリックスタンパク)と間充物質②(非ケラチンタンパク)の2種類があります。
- 間充物質はマクロフィプリルの間をつなぐもので、コルテックス細胞の約55~60%を占めます。
- 間充物質はフィプリルに比べて軟らかいのが特徴で、化学反応を受けやすく、パーマやヘアカラーなどの薬剤が作用する場所です。
- 間充物質が髪に弾力やしなやかさを与えています。
- 間充物質がなくなるとツヤやうるおいがなくなります。また、パーマがかかりにくかったり、ヘアカラーの色が落ちやすくなったりします。
髪と頭皮の基礎理論髪の基礎知識 vol.8 マクロフィブリルの間をうめる間充物質
コルテックス細胞をうめている「間充物質」は、実はヘアカラーやパーマにとても関係が深い部分です。その詳細を解説します。