よくあるご質問お困り

ハードスプレーの中身が残っているのに、途中で出なくなりました

スプレーの内容物が噴射されない原因として、以下が考えられます。

【原因1】
ハードスプレーでは強いセット力を出すため「樹脂成分」を多く配合しており、それが噴射後に噴射口や噴射経路に残留して固まることで、内容物の吐出が弱まったり、出なくなることがあります。その場合は、以下の対処方法をお試しください。
1.スプレー缶のボタン部分を取り外し、やや熱めのお湯に数分間浸します。
2.綿棒や濡れたタオルで噴射口の水気と、噴射口に詰まった樹脂をしっかり拭き取ります。固まって取れない場合は、つまようじ等でかき取ってください(噴射口が損傷しないように気を付けてください)。
3.2で樹脂が取れない場合は、再度ボタン部分をアルコール(エタノール)に数分間浸し、同様に拭き取りやかき取りをお試しください。
4.スプレー缶にボタン部分を再び差し込み、ご使用ください。
※上記をお試しいただいても正常にご使用できない(吐出しない)場合は、お手数ですが、お客様相談窓口(0120-68-7968)までお問合せください。
※通常ハードスプレーをご使用になる際に、ボタンを弱く・短く押して、内容物の吐出力が弱く・少量しか出ない様に使われた場合は、樹脂が残留し出なくなりやすいため、ご使用はボタンを強く押して、勢い良く吐出させてください。吐出後(使用後)は吐出口をティッシュペーパー等で拭いておいていただけると結構かと存じます。

【原因2】
スプレー缶内のガスが抜けてしまっている可能性があります。スプレー商品は、ガスの圧力によって内容物が吐出されるので、ガスが抜けて無くなると、正常に吐出できなくなります。ガスが不用意に抜けないためには、商品裏面に記載されている使用方法を遵守する事です。基本的にスプレー等のエアゾール商品は「正立使用(容器を垂直に立てて使用)」か「倒立使用(容器を垂直に下向きにして使用)」のどちらかです。「正立使用」のスプレー容器を横向きや、下向きにして使用すると、ガスだけが噴出されてしまい、ガス内圧が低下して、内容物が残っていても吐出することができない(使用できない)状態になります。

シャンプー・トリートメント容器のポンプ(ノズル/ディスペンサー)が上がりません/中身がでません

ポンプのヘッド(頭部)を上げる場合、次の方法をお試しください。ポンプの首部キャップを片手で押さえながら容器が動かない様に固定して、もう一方の手でポンプのヘッドを時計と反対の方向(左回り)に回すと、ポンプのヘッドが自動的に上がります。
※ポンプのヘッドが上がらないときは、首部のキャップを固く締め直し、手で固定し、再度ポンプヘッドを反時計回ししてください。ポンプのヘッドが上がり、内容物を吐出させるためには、その後、ポンプヘッドを内容物が出るまで数回カラ押ししてください。

ハードスプレーを使用すると、髪に白い粉がつき、洗髪しても取れません

ハードスプレーには、セット力を高めるために樹脂(髪を固める成分)が多く配合されています。そのため、スプレーの使用量や使用頻度が多いと、髪に付着した樹脂がシャンプーでは洗い落としきれず、髪に残留して白い粉状(フレーキング)に見える場合があります。ハードスプレーを使用した後は、ぬるま湯で髪を十分に濡らしてから、シャンプーを丁寧に泡立てながらもみ洗いして、できるだけ樹脂が髪に残留しないように洗い落としてください。

【応急処置方法】
白い粉(フレーキング)が付着した毛髪部分をぬるま湯で濡らし、固形石けんや石けん系ボディソープを付けてもみ洗いしてください。石けんは洗浄力が高く、アルカリ性のため、樹脂の洗浄(脱落)が期待できる場合があります。ただし、石けんで髪を洗った場合、髪がギシギシになり、すべりや指通りが悪くなりますので、その後ヘアトリートメントを使用し髪をケアしてください。

皮膚に湿疹ができました

すぐに商品のご使用を中止してください。そのままご使用を続けると、症状を悪化させることがあります。皮膚の症状が心配だったり、症状が大きい場合には、皮膚科専門医等にご相談されることをおすすめします。
また、湿疹発生の明確な原因は不明ですが、たまたま本商品がお客様のお肌に合わなかったものと思われます。残念ではございますが、今後の本商品ご使用はお控えください。

商品を間違って飲んでしまいました

化粧品を誤って飲んでしまった場合は、少量であっても速やかに医療機関の受診が必要な商品もあります。まずは「公益社団法人 日本中毒情報センター」へお電話でご相談ください。日本中毒情報センターのWebサイトには、誤飲・誤食の問い合わせが多い製品の応急手当の方法が紹介されています。
・大阪中毒110番(072-727-2499)
・つくば中毒110番(029-852-9999)
※365日24時間対応可能、情報提供料は無料です。

シャンプーを変えたら抜け毛が多くなった気がします。なぜでしょうか?

健康な髪は、1日平均して50~60本ほど自然に抜け落ちています。季節やストレス、体調の変化(過度な美容やダイエット)、産後などもホルモンバランスの変化などの要因により、抜け毛の量が増えることがあります。これらの現象とシャンプーを変更されたタイミングが重なった可能性も考えられますが、抜け毛の他に、「頭皮が痒くなったり、フケが増えた」といった症状があったら、シャンプーが肌に合わないことも考えられます。該当する場合は、速やかにシャンプーの使用を止め、症状が大きい場合は皮膚科専門医等にご相談ください。

エアゾール製品の中身が残っているのは、どうすれば確認できますか?

エアゾール製品の中身は、液体、ゲル状、泡状等であるために、缶を振った際に“サラサラ・チャプチャプ”等の音がすれば中身が残っているものと考えてください。

ガス抜きキャップの使用方法を教えてください

商品ごとにガス抜きキャップ(残ガス排出用)の使用方法が異なりますので、商品裏面に表示してある「ガス抜きの注意事項と方法」をよく読み、ガス抜きキャップ(残ガス排出用)をご使用ください。

残ガス排出時の注意事項
  • 中身を完全に使い切ってから、風通しがよく、火気のない戸外で行ってください。
  • 製品に付属のキャップ以外は使用しないでください。
  • 周囲を汚さないように布や新聞紙などを敷いてから行ってください。

エアゾール製品に使用されているLPG等は空気より重いため、風通しの悪い場所ではこもってしまい、火気、電源、電気製品などのある屋内で使用すると、引火する危険性があります。ガス抜きキャップ(残ガス排出用)は屋内(特に台所のシンクの中や浴室等の室内)では絶対に使用しないでください。

代表的な残ガス排出時の手順 A
代表的な残ガス排出時の手順
  • 缶からキャップ、スプレーボタンを取りはずし、更にキャップ上部の天フタを取りはずします1.缶からキャップ、スプレーボタンを取りはずし、更にキャップ上部の天フタを取りはずします。天フタを取りはずした状態のキャップを使用し、残ガス排出を行います。
  • 布や新聞紙の上にキャップを置き、缶を逆さにしてキャップ上部中央の穴にノズルを強く押し込むと、ガスが排出されます。2.布や新聞紙の上にキャップを置き、缶を逆さにしてキャップ上部中央の穴にノズルを強く押し込むと、ガスが排出されます。
  • 噴射音が完全に消えるまで放置し、市町村等で定められた方法により分別して廃棄します。3.噴射音が完全に消えるまで放置し、市町村等で定められた方法により分別して廃棄します。
代表的な残ガス排出時の手順 B
噴射音が完全に消えるまで放置し、市町村等で定められた方法により分別して廃棄します。
  • 缶からスプレーボタンとキャップ(カバー)を取りはずします。1.缶からスプレーボタンとキャップ(カバー)を取りはずします。
  • スプレーボタンをノズルにはめ、スプレーボタンとキャップ(カバー)の三角印が合うようにしてキャップ(カバー)をはめ込みます。2.スプレーボタンをノズルにはめ、スプレーボタンとキャップ(カバー)の三角印が合うようにして、キャップ(カバー)をはめ込みます。
  • キャップ(カバー)を缶にはめ込むとガスが噴射します。3.キャップ(カバー)を缶にはめ込むとガスが噴射します。
  • 噴射音が完全に消えるまで放置し、市町村等で定められた方法により分別して破棄します。4.噴射音が完全に消えるまで放置し、市町村等で定められた方法により分別して破棄します。
中身がまだ残っているエアゾール製品を廃棄したいのですが、ガス抜きキャップ(残ガス排出用)を使用してもいいですか?

まだ中身が残っているエアゾール製品にガス抜きキャップ(残ガス排出用)を使用すると、連続的にガス・中身等を排出するために、中身等が溢れ出て周囲を汚損する可能性が高くなります。また、排出に要する時間も長くなるなど思わぬ事態を引き起こすことがありますので、中身を使い切った状態にしてから、ガス抜きキャップ(残ガス排出用)を使用してください。

ガス抜きキャップを使用した場合にガスが抜けたことはどのようにして分かりますか?

エアゾール製品の中身を使い切った状態でガス抜きキャップ(残ガス排出用)を使用した場合には、エアゾール製品を使っているときと同様に、弁(バルブ)を完全に開放した状態で連続的にガス等を排出します。「シュー」という噴射音がしなくなれば、ガス等の排出が終了しています。